「焦熱地獄文化の地球の先にある恐怖。地球を救う大義の旗を日本が振れ」
◇14日、県内の最高気温は桐生市で37.3度に達した。また15日の本県では今年初めて熱中症警戒アラートが発表された。毎年夏の暑さ騒ぎは今後永遠に続くのか、とんでもないことを想像するとぞっとする。地球全体がフライパンの上で焦がされているようではないか。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)などの最新予測では、温室効果ガスの排出を大幅に削減しても、少なくとも今世紀半ばまでは世界平均気温の上昇が続くとされている。このままのペースでは、2040年頃に産業革命以前から1.5度上昇する可能性が高いと予測されている。
この温暖化は産業革命以降、人間が目先の利益を求めて暴走した結果である。「盲蛇に怖じず」というが目を失った人間は先を見ることが出来ぬ状態で走り続け今日を迎えている。環境の破壊は地球全体のことなので自業自得で済まされることではない。科学の発展の恩恵を受けぬ貧しい国や発展途上の国こそ迷惑で気の毒である。これらの力のない小さな国々は強国のなすがままであってはならない。小さな存在の国々の強みは数が多いことである。未開の国、発展途上の国々は理念によって力を合わせることが出来る。理念とは大義名分のことである。地球温暖化に立ち向かって地球を救うという大義ほど素晴らしい旗印はない。その旗を中心になって掲げるに値する第一の国は日本である。なぜなら地球を救うための最大の課題は核の回避であり、人類で唯一核の悲惨を、身をもって経験したのが日本だからである。かつて「ノストラダムスの大予言」なるものが出版されて世に衝撃を与えたことがある。その中に大魔王が天から降りてくるという下りがあったと思うが、それが核を暗示したとすれば人々の胆を冷やす力はあったに違いない。歴史を振り返れば古代に於いてはモーゼやイエスなどといった宗教的指導者が存在し、彼らは預言者でもあった。現代においてはそういうものはすっかり影を潜めた。科学の時代到来ということであろうが、人間の心がひからびて貧しくなっていくような気がしてならない。時を経ても人間の心の本質は変わらない筈だ。時と共にこの世は増々便利になっていく。それは人間が自分の頭を使って工夫を凝らして生きる努力を不要とすることでもある。このような情況は人間を退化させる道に繋がる。親方の下で技を磨く職人道が細くなっていく。受験競争と学歴社会が激化していく中で寺子屋時代とかつての中村塾が懐かしい。(読者に感謝)
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