「医療従事者性犯罪の衝撃。外国人犯罪の増加に思う。国家情報局の創設と情報の重要さ」
◇医療従事者による性犯罪が後を絶たないと言われる。こども家庭庁は病院や診療所など医療機関での性被害に関する初の実態調査結果を発表した。医療従事者と患者は医という特別の関係を基礎にした関係にある。それだけにそこで生じる性犯罪は深刻である。こども家庭庁の調査と公表は遅きに失した感がある。調査の結果は衝撃的である。性被害の当事者団体はこの調査結果を氷山の一角とみているという。この問題は特別の環境下に於ける人権被害として国も行政もしっかり受け止めねばならない。
◇日本はかねて奇跡的に治安が良い国と言われてきた。このことは来日外国人による警報犯検挙数と結び付いている問題に違いない。新型コロナウィルス流行期後、窃盗や組織的な犯罪が増加傾向にあり、特にベトナム人やカンボジア人の検挙件数が増加している。
2023年の来日外国人の刑法犯検挙数は1万5,541件で、前年比20.0%増となっている。出身国別の状況はというと、中国人の第一位が続いてきたが、2024年度はベトナム人が一位となった。全国の刑務所の中で最大規模は府中刑務所である。ここは、東京ドーム約5~6個分の広大な敷地を持ち収容定員は2,668人である。そして外国人は現在、前年より約40人増え4人に一人が外国人である。来日外国人の犯罪状況を知ることは外国人との共存が加速する中で不可欠である。現在日本では外国人排斥が広がる傾向がある。グローバル化が進む中、人口減少が避けられない日本である。外国人への理解は非常に重要なのだ。外国人政策を適切に進めることは日本の国際的信用を維持する上でも重要である。日本は国際協調を憲法で高く掲げ、人間尊重と人権を国の基本に据える国である。現在日本人の精神の基盤が危機にあることを感じる。余りにも器械文明が発達し過ぎ、重点が精神から指先に移っていると思われるからだ。
◇現在、世界は情報戦争の渦中にある。日本は長いことスパイに弱い国、スパイが暗躍する国とされてきた。国の安全保障の危機が叫ばれている。孫子の兵法に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」とある。孫子は約2,500年前の人であるが情報の重要さを示すこの言葉は兵器が異常に発達した現代に於いても少しも変わらない。首相の公約である「国家情報局」の創設が近づいている。我が国初の統合調査機能を持つ機関の実現である。改めてこのことを次回に書くつもりである。(読者に感謝)
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