「首脳会談成功の中味。USスチールの合意。ふるさと塾で市議選を語るつもり」
◇日米首脳会談はどうやら成功だったようだ。野党からも評価する声が上がっている。うまくいった最大の理由は中国との対抗上、日本を重視したからに違いない。対面での会談はイスラエルのネタニヤフ首相に次ぐ。
石破首相は自身の政治信条の主張は避け、トランプ氏称賛を展開した。銃撃の奇跡については「閣下はあの時自分は神から選ばれたと確信されたに違いありません」と称えた。
トランプ大統領は日米間の軍事協力は世界のどこよりも緊密だと語った。また、インド太平洋地域につき、今後石破首相とは緊密に協力していくと強調した。大統領は記者団に日本へのメッセージを問われると「日本が大好きだ」と答えた。
◇首脳会談の最大の成果はUSスチールに関する問題で合意に達したことである。バイデン前大統領と共に日鉄の買収に反対していた。首相は計画の修正案を示しトランプ氏は了承した。米政府は計画の再検討に入った。トランプ氏は「買収」でなく多額な「投資」を行うことで合意したと語った。「買収」か「投資」かは言葉の問題で中味は同じことであるらしい。アメリカは面子を気にしていると思われる。首相は局面転換に成功したといえる。各紙の論調は買収が実質的に成功したような扱いである。このところ、このような気配を察知して日本製鉄の株価が大きく上がっている。首脳会談後初の取引10日(月)の株価は更に上昇するのではないかと予想する。
◇2月の「ふるさと塾」は22日(土)である。ここでは世界が注目する7日の首脳会談の中味を語ろうと思う。現在、9日午後6時半である。間もなく市議選が締め切られる。投票率が非常に悪いようだ。稀に見る激戦で、民主主義の点からも意義の大きい選挙戦なのに何ということか。ふるさと塾で市議選を取り上げる。塾から4人が立候補した。岸川君と木部君は何とか行けそうだ。中でも岸川君の勢いは凄い。あと二時間もすれば当確が出るかもしれない。児玉君は薄氷を踏む思いで時の経過に緊張している。昔、県議選の初陣で結果が出るのを車の中で息を殺して過ごしていたことが懐かしく甦る。候補者の心中を考えると戦国時代の戦いと共通するものがある。生涯を掛けている。斬首されることはないが同じような心境なのだ。暗いなかに時が過ぎていく。今回、最下位は僅差で勝敗が分かれるに違いない。一票の重要さが身に染みる。群テレに県民の目が注がれる時が来た。
(読者に感謝)
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