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2024年11月26日 (火)

「狂人にして怪人の暴走の行方は。兵庫県知事選の結果と行方」

◇いつものことだが、23日の「ふるさと塾」はしっかり準備した。大きなテーマなので空振りになることを恐れた。テーマは「トランプ再選と兵庫県知事選」。大変な盛上りは疲れを忘れさせた。兵庫県知事選の意外な結果に人々はより興味を示した。

 私はトランプを狂人にして怪人と評してきたので、予想外の圧勝にショックを受けたと切り出した。大方の事前の見方がハリス勝利であったが、その一例として9月22日の出来事がある。それは超党派78人の退役軍人や元高官が反トランプを訴えたことだった。この人たちはトランプが民主主義を危うくすると強調した。

 わずかの激戦、接戦の州が勝敗のカギを握るとして7つの州をボードに示し、中でも最重要がペンシルベニアだと強調した。この州がトランプに敗れたことは事態の深刻さを物語っていた。トランプは早々に勝利を宣言しアメリカ第一主義推進の決意を打ち上げた。トランプが説くアメリカ第一主義は単純である。この単純さが単純な人々の心を動かしたともいえるのだ。法の支配とか民主主義といった目に見えない理念より目先のパンが分かり易いのだ。第一主義の狙いは地球環境より目先の自国産業を優先させる。ウクライナ支援で多くを負担することにも消極的である。そこでウクライナは大変な危機感を抱いている。トランプは就任したら一日で停戦を実現させると広言しているが、それはプーチン侵略の既成事実を認めることを考えている恐れがあるからだ。

 私はトランプ圧勝によって生じた「トリプルレッド」に触れた。トリプルは3つ、レッドは共和党のシンボルの赤を意味する。大統領職、上院と下院、この3つが赤くなることで、議会の使命である大統領へのブレーキが利かなくなるのだ。独裁暴走を真に恐れる。

◇齋藤兵庫県知事の勝利を私は固く信じていたので、その圧勝振りを我がことのように喜んだ。話を聞く塾生は大統領選よりも大きな関心を示した。四面楚歌の中、一人で戦う決意で踏み出した。駅前で最初に立った時、集まる人は皆無であった。この人の訴えることには真実があった。その輪と波は次第に激しさを増し、最終日の状況は見渡す限りの人、人、人。立錐の余地がないとはこのことと思えた。一部のメディアは午後8時の締切りと同時に当確を出した。大差の勝利だった。なぜ勝ったのか、これから兵庫の県政はどうなるのか。塾生から活発な議論が起こり私はこのことにこの日の意義を感じた。知事の前進を信じる。(読者に感謝)

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