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2024年10月 3日 (木)

人生意気に感ず「石破氏の面白い閣僚の面々。村上氏は村上水軍の子孫。美人妻佳子さんのこと」

◇石破丸が動き出した。不安と期待に包まれながら。弱小基盤に立つ石破氏は高い志は先行するが目的達成は容易でなかった。5度目、最後の挑戦で辛うじて、しかも複雑な要因の絡み合う中で実現した新総裁の椅子であった。組閣も思うようにいかないのは当然である。石破氏はその状況で最善を尽くした。

 目に付く閣僚の顔ぶれに注目する。総務大臣・村上誠一郎、官房長官・林芳正、財務大臣・加藤勝信、こども政策・三原じゅん子、文部科学・安倍俊子、経済再生・赤沢亮正、経済安全保障・城内実等々である。初入閣は13人で、上記の2人の女性及び赤沢、城内氏も初入閣である。

 面白いキャラクターの人々もいる。先ず総務大臣の村上誠一郎氏。相当のサムライらしい。かつて安倍元首相を、その死後だが国賊と表現し一年間の役職停止処分を受けた。この人の祖先は戦国時代、瀬戸内海で村上水軍として知られた海賊であった。また外務省キャリア官僚出身の城内実氏は幼少期をドイツで過ごしドイツ語が得意の人。首相や皇室関係者のドイツ語通訳を務めた。2人の女性閣僚の1人三原じゅん子氏は「3年B組金八先生」でツッパリ役を演じた。44歳で子宮癌を患ったことを機に医療に関心を持ち政界に入った。総裁選では小泉陣営の中心の一人だった。

◇石破氏を誰よりも温かく支えるのはかつて慶応大学の同級生の時「この世にこんなきれいな女性がいるのか」と一目惚れした妻、佳子さんだ。結婚当時佳子さんはロッキード事件の渦中にあった丸紅に勤務していた。披露宴に親代わりとして出席した田中角栄はスピーチで語った。「丸紅はいい会社だ。私のことがなければもっといい会社だ」。

 地元鳥取では石破氏を上回る人気。控え目だがいざという時は意外な力を発揮する。2018年石破、安倍が総裁の座を争った時、銀座の街頭演説でマイクを握り驚かせた。

 今回鳥取市内のホテルでの勝利の挨拶は人々の心を打った。歓喜の涙を流しながら言った。

「石破の目線ではますます物が見えなくなるかも知れません。良い日本を築くため褒めるばかりでく今まで通りのアドバイスを寄せて頂きたいと思います」

 武骨な男が惚れた女性は才色兼備であった。石破氏を評価する場合将来ファーストレディたるにふさわしい女性を若き情熱でつかんだ点を見逃してはならない。政治家にとって内助の功は測り知れない。(読者に感謝)

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