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2020年8月 5日 (水)

人生意気に感ず「75年目の8月はコロナの中で。クラスターの恐怖。お盆の帰省は」

◇75年目の8月を迎えた。8月5日の前橋大空襲、翌6日の原爆投下。この大変な歴史的時期を今年はコロナ禍の中で迎えた。あの時私は県庁近くで満3歳であった。群馬県史によれば5日の夜10時半頃、B29・92機による前橋とその周辺の猛爆は約2時間に及んだ。前橋市の死者は535人、傷者は約600人にのぼった。半ば眠っている私を母は引きずるようにして逃げた。「ほら急がなければ死ぬのよ」。必死の声に促されて振り向くと猛炎が頭上に迫って感じられた。

 今年の8月はコロナの波状攻撃に晒されている。世界の惨状は悪化の一途の感。WHOの見解は「長引く」である。ワクチンが完成しても世界の終息は2年位と見る向きは多い。

◇太田で「夜の街」クラスターが発生したと報じられている。この表現は新宿歌舞伎町に関して生まれた。太田のクラブで今回発生したことは全国の繁華街で同様の事態が発生する可能性を物語る。県は店名を「ザンザバー」と公表した。同店は現在休業しているという。「クラスター」の恐怖は「夜の街」だけのことではない。可能性は日本中至るところに存在するが、先ず心配なのは高齢者施設である。

 この点で、富山市の介護老人保健施設に関する動きが注目されている。59人が感染し、そのうち15人が死亡したことの検証に基づく。全国に先駆けて介護職員の応援態勢「富山モデル」を構築した。検証とそれを活かすことがいかに大切かを物語る。このことは群馬県も真剣に受け止めねばならない。「藤和の苑」の例を活かしきっているか改めて検討すべきである。介護と医療の連携は極めて重要である。病院であれば助けられた命もあった筈なのだ。

◇東京の惨状はただ事ではない。本県と東京の密なる関係はどうしても切れないのか。この点で大きな課題はお盆の帰省である。通常なら非常に多くの人が東京から帰省するだろう。その時、お土産がついてくることは必至である。ご先祖も十分理解するだろうから帰省は控えるべきだ。

◇お盆を前に全国の知事から帰省自粛の声があがっている。お盆の帰省は日本の重要な伝統文化であり、私は大事にしたい気持ちが強い。しかしコロナ禍にあっては特別の判断が求められる。新幹線や高速道路の民族大移動がコロナ連れであってはならない。お盆後の各地の状況がどう変化するか心配である。東京の4日の感染者は309人。高水準悪化は止まらない。(読者に感謝)

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