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2020年8月 3日 (月)

人生意気に感ず「ワクチンは敵に対する最大の武器。接種は近い。日本は4段階の急増・爆発に近づいた」

◇ワクチンの供給が現実的になってきた。実現は当分難しいというのが専門家の意見だった。通常の常識からすればその通りなのだろう。しかし、現在は非常時である。人類の存亡が懸かった戦時なのだ。よく言われることは、普通なら数十年かかる科学の進歩が戦時ならあっという間にできると。兵器を考えれば十分に納得できることである。ワクチンは対ウイルス戦の兵器である。ウイルスの惨状が最も酷い欧米において、特にイギリスとアメリカに於いてワクチン開発があっという間に進んだ。日本が遅れを取っているのは感染者と死者が欧米と比べ異常に少ないことに原因があるのかも知れない。ところが日本の状況は大変危ないことになってきた。だからワクチンを手に入れることは焦眉の急

となっている。

◇加藤厚労相は来年6月までに6,000万人分のワクチンの供給を受けられると発言した。アメリカの製薬大手ファイザーが開発中のワクチンである。ファイザーは大規模な国際共同治験を開始した。早ければ今年10月には米国に承認申請をする。日本で使うには国内の審査を経なければならない。これも「特例承認」の適用でゆくことになる。感染予防には1人2回の接種が必要なので6,000万人分というと1億2,000万回分の確保が必要になる。日本はファイザー以外の2社ともワクチン確保交渉を進めているといわれる。

 ワクチン接種によりコロナが落ち着けば経済活動を活発化できるのだから、外国のワクチン確保に予算を回すのは極めて有効な政策に違いない。どこの国でもコロナに勝つことと経済の再生の両立を狙っている。そのためにもワクチンの一刻も速い実現に死力を尽くしているのである。

◇世界の惨状は言うまでもないが日本も日毎に深刻さが加速している。信頼できる専門家は、東京都や大阪府は「感染者急増や感染爆発」の段階が近づいていると述べている。このような瀬戸際に当たって、待ったなしに最も有効な手を打たねばならない。それは刻々と変化する感染状況に的確に対応することだ。そこで政府の対策分科会は感染状況を4段階に分けて必要な対策を検討することに。それは①感染ゼロ散発②漸増③急増④爆発である。④は医療提供体制が機能不全に陥った状態である。前記のように有力専門家は現在の状況を③ないし④に近いと指摘したのだ。(読者に感謝)

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