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2020年7月13日 (月)

人生意気に感ず「コロナ禍の下の茶会。本庶さんのコロナ対策。免疫力の差は種の保存にプラス」

◇コロナ禍の下、赤城山山中の茶会に出た。広い敷地に大木が緑をしたたらせ紫陽花が咲き乱れる。茶室のオーナーは奈良東大寺と関わる人。法華寺執事に続いて私が「この開かれた緑の空間は最良のコロナ対策になります」と挨拶した。奈良から車で駆けつけたという尼さんの話に壮大な古代の歴史を想像した。法華寺は東大寺を創建した聖武天皇の妃・光明皇后が開いた寺で光明皇后は藤原不比等の娘である。尼僧の渡邉執事と茶を味わいながら田中正造について話した。

◇ノーベル賞の本庶さんの文藝春秋8月号、「東京五輪までにワクチンはできない」を読んだ。ワクチンは近いという説が流れているがそれは簡単ではいことを知った。しかし、私が大いに勉強になったと感じたのは本庶さんの「なぜ日本人の死者が少ないか」を「種の保存」の点から説く部分である。本庶さんは日本を含めたアジアに於いてコロナの死者が驚く程少ないのはヨーロッパの種族と比べ免疫力が強いからだという。コロナと離れても免疫力は種族により、また同じ種族でも個人により異なることは良く知られている。例えば風邪に罹っても発症しない人もあれば死ぬような重症になる人もいる。種族によって免疫力に差がある方が種の保存には間違いなくプラスだと本庶さんは主張する。なぜなら、ペストのような強力な感染症に襲われた時、全ての種族が同じ免疫力なら皆罹りあっという間に人類は滅亡してしまうからだ。

◇日本人がコロナに対して免疫力が強くある程度抑えられているとすれば、第二波第三波は間違いなく外国から来る。それを水際で食い止めるために「検査」と「検疫」により「鉄壁の守り」を築かねばならない。大量の外国人に対応するには極く短時間で検体を採取し結果を掴む必要がある。そのための「全自働」のPCR検査装置及び「試薬」の生産は現在遅れているが政府が決断すれば難しいことではない。年に一千億円かかるとしてもマスク配布に460億円かけるよりずっと賢明な策だ。このように感染症対策を有効に行うことによって多くの外国人が訪れるようになり国民も不安なく働くことが出来、経済回復に繋がる。ノーベル賞の本庶佑氏はこのように力説する。コロナによってノーベル賞受賞という基礎科学への貢献が人類救済に大きな役割を果たすことを知った。コロナに感謝すべきことも多い。(読者に感謝)

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