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2019年7月 4日 (木)

人生意気に感ず「異常豪雨は何を意味する。参院の存在意義は。平和の講義」

◇九州の豪雨は異常という他ない。気象庁は極めて異例な緊急記者会見を開き「自らの命を守らなければならない状況が迫っている」と訴えた。多量の雨が長期間に亘り浸み込み山が岩盤ごと崩れる「深層崩壊」が迫っているという。九州のこの豪雨は梅雨前線の活発化と停滞の結果であるが、地球温暖化という状況が重なっているに違いない。気象庁は局地的猛烈な雨を予想し警告する。「24時間雨量が地域によって平年の一ケ月分を超える」と予測する。これは九州だけの問題ではない。「群馬は大丈夫」と安全神話にあぐらをかく私たちへの天の警告と受け止めるべきだ。山国である群馬には急峻な地形が極めて多い。崖の上や下に何百年という長い間、崖に守られるように存在を続けてきた生活の場はこの状況下で一変して危険地域となった。

 令和はどうやら恐ろしい時代になりそうだ。それは異常な降雨だけでなく火山や地震も呼応して不気味な動きを示しているからだ。現代の日本人は享楽に慣れて刹那的になっている。つかの間の平穏だけを問題にし、満足している。ここに日本の危機があると考えねばならない。

◇参議院選挙が始まる。今、私たちは参議院という制度の意義を原点に立って考えるべきではないか。昔から参議院の存在意義については議論があった。無用の長物、衆院のコピーなどと。単一民族の国で、国民が平等の日本では一院で十分で、二院の必要はないではないかというのだ。参院の存在意義はその特色になければならない。衆院が数の政治といわれるのに対し参院は理の政治であるべきだというのは特色を発揮させようとするものだ。衆院優位の制度などは特色とはいえ、むしろ参院の価値を低めている。衆院で議決した予算は参院が反対しても一定期間経てば自然成立してしまうなどだ。私は今こそ参院の重要な特色を活かす時であると思う。参院は憲法改正、高齢社会、人口減少等国家の存立に関わる問題を深く議論する場であるべきだ。だとすればそれにふさわしい人物を選ぶ選挙でなければならない。現実はといえば参院無用論を乗り越えるものになっていない。また同じような選挙が行われるのか。

◇昨日3日の私の「へいわ」の講義はブラジルにも届いていた。地球の反対側に同時に映像でコミュニケーションが出来ることに驚いた。百回を節目にアンクルトムが終わり、リンカーンに入る。(読者に感謝)

 

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