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2019年7月 8日 (月)

人生意気に感ず「参院選挙序盤の情況。今月のふるさと塾はリンカーン」

◇参議院選挙がスタートした。この選挙は参議院の本来の役割からしても、時代の状況からしても極めて重要である。参院の使命は日本の運命に関わるような重大事を深く追及し議論することだ。現在の民主政治を衆愚政治と批判する人もいる。ポピュリズムという言葉がはやっているが、現在の民主政治に対する批判が込められている。参院を衆院のキャッチコピーにしてはならない。目先の票をあてにした政治家に日本の将来を託すことはできない。参議院の役割と使命は議員の資質にかかっている。現実に於ける全国の候補者を見ると、参院のこの役割を担うに足る人は非常に少ないようだ。

◇各紙が参院選の序盤情勢を伝えている。それによれば自民が優勢らしい。意外なことは20代の若者たちの多くが自民党を支持しているという情勢である。かつての若者がもっていた改革の気概が失われていることを示すものであろうが、野党に魅力がないことも一因に違いない。

 今回の参院選の重要なテーマは憲法改正である。憲法の如何は国民にとって最重要事であるから参院選挙で大いに問題にしなければならない。国民は主権者として現憲法の是非や問題点を原点に立って考えるべきである。日本国憲法の前文の一節「国民の、国民による、国民のための政治」はリンカーンがゲッティスバーグの戦いの後、この地で演説した時の有名な言葉に由来する。この史実は日本国憲法の本質を知る上で重要である。

◇今月の「ふるさと未来塾」は、リンカーンを中心にしたテーマを語るつもりである。リンカーンもトランプも共和党であるが、比べると面白い。人権、民主主義、アメリカの大義等を念頭に於いて話すつもりだ。ふるさと未来塾は月一回のペースで20年以上続けてきた。自分でもよくやってきたと思う。令和に入って、塾も一つの節目である。現点に立ち戻る決意で一歩を踏み出すつもりである。毎週水曜日の「へいわの講義」はアンクルトムを何回か続け、間もなく百回となる。その先はリンカーンの予定である。リンカーンはアンクルトムの作者ストウ夫人に「あなたは戦争を巻き起こした小さな婦人ですね」と言ったと言われる。リンカーンは奴隷解放宣言を出し南北戦争に勝利した。凶弾に倒れたのは1865年。日本が黒船の圧力によって日米和親条約を結んだのは1854年、安政元年であった。歴史のダイナリズムを感じる。(読者に感謝)

 

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