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2019年7月11日 (木)

人生意気に感ず「ヨーロッパの移民の現状と日本。楫取素彦。日中友好の総会」

◇私は日々多くの外国人留学生と接する中で、日本が今後外国人との共生の時代に入ることを痛感する。人口減少社会がそれを不可避にしているのだ。外国人との共生は日本の社会を本質的に変化させることになるに違いない。漫然とその流れを許すことは日本の危機に繋がると思う。私は欧州が直面している移民問題を知ってそれは日本の将来の姿かと思ってぞっとする。

◇ヨーロッパでは移民政策に反対する極右勢力が躍進している。欧州北欧の世論調査では圧倒的多数が移民政策を否定している。これが極右躍進の背景であることは明らかだ。安価な移民への依存は始めたら止められない麻薬となっている。治安の悪化は酷いものである。しかし、もっと深刻なのは移民受け入れ先の文化や伝統や価値観が崩れていくことだ。

◇私は移民問題を抜きにしても、日本社会が崩れていく危機を感じている。それは享楽に酔い、欲望の流れに身を任せる現状があるからだ。児童虐待が絶えない。また、昨日あたりのニュースでは数千人の女子大生を吉原の性風俗店に斡旋した悪質業者の話が報じられた。かつての大和撫子はもう居ない。また、キャリア公務員が盗撮で逮捕された。日本社会の自壊は既に始まっている。このような状況に欧州の移民問題を重ねると恐ろしい未来図が浮き上がる。もう打つ手はないのか。私はまだ諦めるのは早いと思う。国政でも、地方政治でも最大の課題なのに、そして今、選挙の真っただ中なのに、これを論ずる声は聞こえてこない。

◇今日は楫取素彦の映画鑑賞会と日中友好協会の総会がある。私は楫取・日中両方の会長として臨む。映画「楫取素彦物語―生涯の至誠―」は楫取素彦顕彰会会長の私が企画原作でヒューストンの国際映画祭・歴史部門でプラチナ賞を得た。歴史と人権によって日本人の心の原点を訴えたい。

◇群馬県日中友好協会総会では米中対立の中に於ける日本の文明史的役割を簡潔に語るつもりだ。二つの超大国は覇権を競って対峙する。日本は中国とは有史以来の深い関係を持ちアメリカとは日米安保条約で結ばれている。米中の対立の底に二つの文明の対立があることを否定できない。その調整が世界の平和のために不可欠である。日本は特殊な立場にあってその調整の役割を担う。自壊を止める砦は日本国憲法である。(読者に感謝)

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