« 人生意気に感ず「ホルムズ海峡の緊張。拉致家族にトランプの手紙」 | トップページ | 人生意気に感ず「震度6強の意味するもの。認知症対策が動き出した。孔大使の着任」 »

2019年6月19日 (水)

人生意気に感ず「香港のデモと中国の行方。トランプの手腕は何を意味するか」

◇トランプ大統領の支持率が驚く程高い。米国全体では45%程度だが彼の出身母体の共和党支持者の中では91%にものぼる。当選当初多くの人はこのような支持率が定着することを予想しなかったと思う。最近の世界情勢はこの人物が当初意図したか否かは定かでないがその政策が現実とマッチしているように見える。高支持率はそれを物語るものかも知れない。

 6月4日の天安門記念日が大きく騒がれた直後だけに民主派デモが非常に注目される。9日の民主派のデモは103万に達した。彼らが恐れるのは「条例改正」により民主運動に参加したことが犯罪とされ中国本土に引き渡されることである。彼らの頭には天安門の弾圧があったに違いない。香港政府はついに条例改正を無期限に延期すると発表した。北京政府が延期を支持したことも明らかになった。民主勢力はこの勝利に勢いづくに違いない。

 天安門事件から30年が過ぎ世界情勢も大きく変化した。アメリカと覇を競う超大国は世界の世論に耳を傾けなくてはならない。人権弾圧の国と評価されることはアメリカに負けることを意味する。G20に参加する習近平の胸には香港のデモを収拾しなければという計算が働いたに違いない。この民主化の動きが中国の今後の民主化運動にどう影響するかは極めて重要である。中国は今後30年前のような弾圧は出来ない。西欧の民主主義とは異なった道を歩むと表明しているがその前途は多難が予想される。

◇先日(12日)、私は中国貴州省体育局とスポーツ友好協定に調印した。今、この貴州省の変化が中国の重要な変化を示すものとして注目されている。16日のある全国紙は一面でそれを大きく報じた。先日のブログで書いたが貴州省は内陸の省で、山地が大部分を占め少数民族が40%にも達する。

 かつて中国の最貧地域の一つと言われたこの省の省都に今先端企業が猛烈な勢いで進展していると全国紙は報じる。その注目点は米中の貿易摩擦と関係する。先端企業の進展には中国政府の測り知れない援助があると見る。世界の経済は自由競争を基本とするのに、中国の実態からすれば他の国は中国政府と競争するかの如くで、これはフェアな競争ではない。しかも、先端技術は先進国から巧みに盗みとっているとの批判が向けられる。トランプ大統領の強い姿勢が支持される理由の一つが分かる気がする。来年の再選を確実視する声もある。(読者に感謝)

|

« 人生意気に感ず「ホルムズ海峡の緊張。拉致家族にトランプの手紙」 | トップページ | 人生意気に感ず「震度6強の意味するもの。認知症対策が動き出した。孔大使の着任」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 人生意気に感ず「ホルムズ海峡の緊張。拉致家族にトランプの手紙」 | トップページ | 人生意気に感ず「震度6強の意味するもの。認知症対策が動き出した。孔大使の着任」 »