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2019年5月10日 (金)

人生意気に感ず「宇宙時代だ。チュックボウル世界大会と私。令和天皇の著書」

◇宇宙に日本が現実に突き進む時代となった。今年に入ってはやぶさ2が3・4億キロ離れた小惑星リュウグウへの着陸に成功。つい最近は、小さな民間企業が宇宙へのロケット打ち上げに成功した。また、今度は大阪万博で火星を生中継する企画が報じられている。この企画は探査機を火星の衛星「フォボス」に着陸させ、火星を撮影し生中継する。JAXAの所長は、「日本がいよいよ火星への布石を打つことを是非知ってほしい」と話している。

 火星は太陽系の中で地球の隣りを回る外惑星。水の存在が期待され、生命の可能性もある。宇宙への夢は果てしなく広がる。それを子どもたちの心の世界につなげたいものだ。

◇昨日、東アジアチュックボウル大会第9回実行委員会が前橋市庁舎内で開かれた。

 実施は6月22日、23日で一ケ月余に迫った。実行委の人たちにも緊張感があった。協賛金の最終報告、ポスターの最終確認等が行われた。私は会長の挨拶文を提出した。その中で、チュックボウルというスポーツの存在意義に触れた。その要点は次のようなもの。オリンピックが目前に迫った。記録を命懸けで競う舞台がオリンピックである。それとは別に、チュックボウルのような平和的スポーツがあってもよい。スポーツは教育の一環である。この時期のチュックボウル大会それ故に意義がある、というものである。

 オリンピックには批判もある。平和の祭典で参加することに意味があると言いながら余りに勝利至上主義になっている。それはあらゆるスポーツに影響を与え、スポーツ嫌いを生んでいる。

 日本のチュックボウルは東大名誉教授であった故江橋慎四郎さんの後を私が継いで会長となった。江橋さんは昭和19年、神宮外苑の学徒出陣の舞台で学生を代表して「もとより生還を期せず」と叫んだ人である。江橋先生は、この青春の出来事を私に語りたがらなかった。多くの友人が戦陣に散ったことへの辛い思いと平和への強い願いがあったに違いない。チュックボウルには江橋先生の平和への思いが流れている。「私のあとは中村君が」という先生の言葉を思い出す。令和の幕開け勅語に重なったこの歴史的大会を是非成功させたいと思う。

◇私の書斎に一冊の本が加わった。徳仁親王(現令和天皇)の「水運史から世界の水へ」。ネパールの体験を水の原点と考えておられる。じっくり読むつもりだ。(読者に感謝)

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