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2019年4月23日 (火)

人生意気に感ず「人権の碑完成近し。ふるさと未来塾で楫取を」

◇ハンセン病患者の慰霊碑、「人権の碑」の募金事業が順調に進み、200万円を超えた。既に用意されていた金額を合わせると300万円以上となった。その中には私は私の「死の川を越えて」の売上の一部も僅かながら加わっている。秋には盛大な除幕式が行われる予定だ。小説・「死の川」のモデル湯川は今でも近くの森を流れ下って六合の白砂川に向かっている。深夜耳を澄ませば川の音が聞こえるだろう。それはこの川の辺りで闘った人たちの声でもある。「人権の碑」完成後は川の音は違った響きをもって聞こえるだろう。それは自分たちの存在がやっと社会的に認められたという喜びの叫びかも知れない。

 今月の「ふるさと塾」は、楫取素彦の映画を材料に使う。いくつかの場面を切り取り、パワーポイントで説明する。ヒューストンの映画祭の歴史部門で最高の賞を得たが、その理由の一つは、娼婦の解放である。初代県令楫取素彦は、その糸口を作ったことで、金字塔を建てたと評された。この金字塔とは人権の塔を意味する。群馬の県政は楫取の功績に関して「人権」に目を向けることをしなかった。楫取素彦公徳碑は美文を連ねているが廃娼については一片の言葉もない。ヒューストン国際映画祭の受賞は海の彼方の国が群馬の人権の歴史に注目した点に一つの意義がある。私の県会議員時代、人権の本質をその歴史に基づいて理解し発言する人はほぼ皆無であった。

 草津の「人権の碑」建立は、群馬の人権の歴史に於いて改めて「金字塔」を建てる意味がある。「重監房」は人権蹂りんの象徴である。司法手続きもなくここに入れられたアウシュビッツのような状況で多くの人が命を落とした。このことについて最高裁は公式に謝罪した。人権を基盤とすべき福祉行政の責任者は、この最高裁の謝罪の意味をどう受け止めているだろうか。

◇中断していた「田中正造」を書き始めた。中断期は「発酵期」であった。この間、渡良瀬川及びその源流の日光市・松木村等に何度も通った。清れいな清流は国家権力によって死の川に変化した。それは神が通る川と言われた神通川がイタイイタイ病によって死の川に変じたことと共通する。田中正造は死を決意して明治天皇に直訴した。死の直前、正造が「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さず」と叫んだ。歴史は繰り返す。今日の最大の文明破壊は原発政策ではないか。(読者に感謝)

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