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2019年3月19日 (火)

人生意気に感ず「多胡碑が問うもの。楫取素彦の法要。清水氏の県議選」

 

◇16日、多胡碑書作家展の祝賀・懇親会に出た。私は群馬県書道協会の顧問であるが、群馬県日中友好協会会長として祝辞を述べた。書の会に出ると、書道という伝統文化と歴史の結びつきを強く感じる。多胡碑については殊更である。

 

 碑文の書体は素朴であるが、その風化しかけた漢字の一画一線に書家たちは舌を巻き畏敬の念を隠そうとしない。この日も挨拶に於いて、私は多胡碑が時を超えて訴えているものを自問しつつ言葉を選んだ。私はスマホの普及が子どもたちを害していることを語った。私の胸には多胡碑が文明の危機を訴えているという思いがあった。

 

 私は現在、田中正造に打ち込んでいる。正造が叫んだ「真の文明は」の問いかけは極めて今日的である。人類は闇雲に便利さを求めているが、それは集団自殺に向かう光景にも思える。楫取素彦は多胡碑について歌った。

 

「深草のうちに埋もれし石文の世にめずらるる時は来にけり」。百年を遥かに過ぎたこの歌は、現在の歌人の作としても通じる。世界の記憶遺産が何を意味するかを私たちは多胡碑を通してかみ締めるべきである。

 

◇来月4月6日、楫取素彦の追悼法要及び楫取素彦顕彰会を行うことになった。5代目当主の楫取能彦氏も出席される。初代県令の楫取は近代群馬の基礎を据えた。その真の業績を理解する人は少ない。NHKの大河ドラマは茶番劇であったが、楫取に目を向ける一つのきっかけにはなった。嵐が去った今、改めてその真価を考える時だと思う。

 

◇県議選が近づく中、県都前橋の動きが注目を集めている。国難ともいえる激浪にもまれながら「選挙」とは何かを問う時がきた。政治不信は極限に達した感があり、地方の選挙は民主主義の根幹を支えるものでありながら茶番劇の様相を呈している。

 

 清水氏の出馬をドン・キホーテの出馬の如く見る人も多いに違いない。しかし、狂にも通じる純粋な一途さは胸を打つものがある。私心のない政策を訴える姿を私は応援することにした。選挙戦を戦国時代の戦いに例えるなら、最も面白いのは清水陣営なのである。有権者のおよそ半分は投票しない。現代のドン・キホーテは巨大な風車に立ち向かう。(読者に感謝)

 

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