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2019年3月 7日 (木)

人生意気に感ず「外に出るゴーンのみじめさ。中国全人代。元号の歴史」

 

◇ゴーン前会長が保釈された。逮捕から108日、保証金10億円。工事作業員のような上着と帽子、マスクで変装。私の周辺からは「まるで凶悪犯のようにコソコソしている」という声が聞かれた。保釈の条件は厳しい。住居は東京都内に限られ、その出入口には監視カメラがつけられ、携帯電話、メールも禁止、パスポートは弁護士が保管するという。

 

「地獄の沙汰も金次第」という諺が日本にはあるが、司法の沙汰も金次第とならぬよう、厳正な裁判が行われることを願う。無罪請負人といわれる弘中一郎弁護士が弁護団に加わった直後の裁判所の変化である。「日本はゴーンになめられていた」という声がある。日産を私物化して金をむさぼり放題という感があった。これを放置してきた株主の在り方にも大きな問題があると思う。日本人が草食動物とすれば、ゴーンのあの悪人面は凶悪な肉食獣を思わせる。企業のグローバル化が進む中、ゴーンの事件は余りに多くの課題を日本人に突きつけることになるだろう。

 

◇中国の全国人民代表大会(全人代)が開幕した。中国は今、内憂外患の危機にある。既に打ち出している中国の特色を活かした社会主義の行方はどうなるのか。共産党の一党独裁を支えるものは経済の発展であるが、それが現在厳しい局面に立たされている。これが「内憂」である。そして、「外患」とはアメリカとの対決である。独裁国家の対応は速い。中国の変化はただちに日本に変化を及ぼすだけに全人代から目が離せない。

 

 壇上の季克強首相の表情は厳しかった。内憂の経済に対しては「景気対策」に並々ならぬ重点を置くことを訴え、外患である米中対立については「約束したことは真摯に履行する」と強調した。日本の頭上で米中の綱引きが行われている。中国の「内憂外患」は米国にとっての内憂外患でもある。米中の対立は両国にとって限界にきている。米中対立の微妙な変化はただちに米中の株価、そして日本の株価に影響を与えている。私は群馬県日中友好協会会長として全人代の動きに注目し、それが群馬の経済文化に直結していることを痛感する。

 

◇今月の「ふるさと未来塾」は「元号の歴史」を話す。最初の「元号」は大化だった。大きな出来事を元号に結び付けて振り返ると実に面白い。蒙古襲来の「文永・弘安」、戦国時代が始まった「応仁」、浅間の大噴火の「天明」など、全て中国の古典からだった。目前の新元号は。(読者に感謝)

 

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