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2019年3月12日 (火)

人生意気に感ず「透析中止が意味するもの。怪奇な犯罪は。甦る大震災」

 

◇透析中止の女性患者死亡が報じられたばかりだが、都の同病院で透析をしないために死亡した人が20人も存在するということが分かった。殺人罪か否かという際どいことを病院の方針として行っていたとすれば驚くべきことだ。透析の問題に限定しなければ、医療が関わる生死すれすれのケースは無数にあるに違いない。人生百年時代に入りつつある現在、長い寿命を持てあます人が出ているのも事実である。しかし、天から与えられた命の重さは変わらない。新しい時代の死生観とその社会を支える哲学が求められている。それらと結び付いて社会を支える法制度も追いついていない。医は生命に直接関わるだけに、医療従事者の役割は増々重大となっている。私は医療従事者に生命、倫理の根本を教えることの必要性を痛感する。

 

 透析中止による「死者20人」は、この数字が氷山の一角であることを暗示しているかも知れない。そう思うとぞっとする。表に出して議論しないと山が崩れるような現象が生じる恐れがある。この問題の背景には医療界に於ける生命軽視の傾向があるのではないか。

 

◇今回の20人は終末期ではないと言われる。私の周辺にも透析の人はいる。大変らしい。そういう苦しい状態の人に「透析しない」ことを選ばせそれを貫いてしまうことに問題がある。揺れる心なのだから「撤回」も認めねばならない。「透析しない」の選択も家族を入れて慎重にしなければならないのは当然だ。福生病院の44歳女性は「透析しない」を撤回し、夫に助けを求めた可能性がある。夫はそれを示すメールに気付かなかったことを悔いている。

 

◇最近奇怪な犯罪が多い。世の中が狂い出している中での犯罪現象である。59歳の会社役員と若い女性の死が報じられている。致死量を遥かに超える薬物を飲まされたらしい女性は全裸で死んでいた。大量の薬物を男はどのようにして入手したか。薬物の世界は闇の中で果てしなく広がっているのであろうか。若い女性は騙されて飲まされたのか。享楽のために薬物を使用する流れが一般市民の間に及んでいるのか。

 

◇8年目の3月11日。東日本大震災、福島第一原発事故の思い出と共に。未曾有の原発事故は未だ終息していない。しかし、人々の関心は急速に薄れつつある。しかし大災害の足音が確実に近づいている。8年前の大災害を心新たにして見詰める時である。(読者に感謝)

 

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