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2019年2月15日 (金)

人生意気に感ず「池江選手を救う波が。家庭のしつけにも及ぶ都条例は」

 

◇池江選手を救おうという大きな動きが起きている。白血病を自ら公表するや「何か出来ることはないか」という電話やメールが殺到しているという。人倫も道徳も地に落ちていると見られる現代社会の救いの姿の一端である。

 

 桜田五輪担当大臣は「がっかり」発言を撤回し「配慮を欠いた。お詫びしたい」と述べたという。2回目の東京五輪である。前回から半世紀以上が過ぎた。この間の社会の変化は凄い。世界も大きく動いた。五輪・パラリンピックの先頭に立つ大臣の役割は測り知れない程大きい。桜田大臣の日頃の言動を見ていると目前の大波を乗り切れるのか心もとない。

 

 今回の五輪・パラリンピックの重大さはテロや巨大災害の恐れが高まっていることである。安倍首相は万一の事態を想定して担当大臣を選んだのであろうか。新しい元号の下での国家的、かつ世界的イベントである。この大臣では最悪の状況を乗り切れないことを想定した備えが必要ではないか。

 

◇都が公表した子どもへの虐待防止条例案が大きな注目を集めている。一つの特徴はこの条例が家庭内の「しつけ」にまで踏み込んでいる点である。家庭内の「しつけ」は基本的に各家庭に任せるべき問題であるが、都の条例案がここまで到ったのは家庭が子どもを守れなくなっていることを物語る。子どもは厳しくしつけ、強く生きる力を家庭で育くまねばならない。このことは新しくできる条例と矛盾しない。しかし、今後家庭の「しつけ」は増々難しくなるだろう。昨今、怒れない親のことが問題となっている。世間一般は「厳しいしつけ」が禁じられると受け止めるかも知れない。大変な時代が近づいている。困難に勇気と忍耐をもって立ち向かい、それを乗り越える子どもを育てねばならない。

 

◇都の条例制定を促す社会の出来事は、昨年の結愛ちゃんと今年の心愛さん、この2人の死亡事件である。5歳の結愛ちゃんは「おねがい ゆるして」と書き残していた。10歳の心愛さんは救いを求めるメッセージを社会に発信していた。このようなことを引き起こす虐待が増加している。「社会力」が失われているのだ。子どもの不幸は一片の条例で解決できるものではない。この一見豊かでまた表面的に平和な社会はどこへ向かうのか。都の条例案を国民が真剣に受け止めるべきであろう。子どもの「しつけ」」こそ、今日私たちが直面する最大の課題である。(読者に感謝)

 

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