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2019年1月15日 (火)

人生意気に感ず「ゴーン被告の運命は。東京地検の自信。新成人の行方」

 

 

◇ゴーン被告が特別背任で東京地裁に追起訴された。庶民から見れば途方もない額を不正に着服したという容疑である。株式会社は株主のものであり、極めて社会的な存在である。だとすれば株主総会はなぜここに至るまで放置したかと問いたくなる。それに対する答えはこうだ。会社を追及する手段は有価証券報告書であるが、それに虚偽の記載がなされていたために株主も投資家も騙されてしまったということだ。

 

 

 

 企業はグローバル化しているから、虚偽記載の責任は極めて重大である。が拘置長期化していることもあり、海外では日本の捜査に関して批判も起きている。東京地検は記者会見で「有罪を得られると判断している」と自信を見せている。特捜部の自信を支えているのは新しく導入された司法取引である。日産内部でゴーンに仕えた人物が秘密を暴露しているのだ。これから次々に驚くべき事実が白日の下に晒されていくに違いない。

 

 

 

◇今回追起訴の理由となっている特別背任罪のポイントは、任務に反して会社に損害を与えたか否かである。ゴーン被告は関係部署の承認を得た支出であり会社に損害は与えていないと、闘う姿勢を示している。日産側は「承認は得ていない。全く支出の必要のない金だった」と証言している。これも司法取引に基づく証言に違いない。恐らくこのような証言がまだまだあるのだろう。

 

 

 

◇日産は、ゴーン容疑者を特別背任容疑で東京地検に刑事告訴した。そして「到底容認できないものである。厳重な処罰を求める」とのコメントを発表した。猛獣のようなゴーンの容貌が長い裁判闘争の過程でどう変化するか興味が湧く。

 

 

 

◇13日、県内多くの市町村で平成最後の成人式が開かれた。報じられる彼らの表情にははじけるような若さが輝いている。しかし、私は自分の成人式を振り返り、その後の人生を考えながら彼らの行く手に何が待ち構えるのかと思いぞっとなった。天にも地にも未曽有の困難があることは間違いない。新成人にはそれに立ち向かうハングリー精神を期待することは出来ない。東日本大震災及びその中で起きた原発事故は彼らに大きな課題を突きつけている。福島県飯館で原発事故に遭遇した当時小学6年生だった若者のことが報じられた。大変な青春である。全国の新成人が福島のこの悲劇を共有することが求められている。若さを活かして。(読者に感謝)

 

 

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