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2019年1月 9日 (水)

人生意気に感ず「百歳になった亀作さん。上毛新聞の新年会。人種差別と肌の色」

 

◇昨日(8日)、夕方帰宅すると岩田亀作さんから貴重な郵便物が届いていた。ダンピール海峡とサラワケット越えの惨状が綴られている。魔の海を漂った恐怖と4千メートルを超えるサラワケットを踏破した事実が亀作さんの胸に甦っているのだろう。

 

 大正8年(1919)1月生まれの亀作さんはこの1月に満百歳を迎えた。便箋の末尾に「私の壮絶な事業を引き継いで下さい」とある。これは亀作さんが地域を行商しながら多くの人の仲人をしたことを指す。約25年間に11組の成婚を実現させた。「少子化防止のために」と私に訴えている。何回も死線を越えたこの人の誠意に若者たちは心を動かされたに違いない。

 

 残念ながら、今日このような世話をする人がいなくなった。亀作さんの新年のメッセージから並々ならぬものが伝わる。今月2日と3日の出来事が甦った。何かに動かされるようにして中嶋初江さんを見舞ったらその翌日他界されたことだ。初江さんは99歳に手が届く寸前だった。私は亀作さんに会おうと決意した。

 

◇8日、上毛新聞社の新年会に出た。今年の会場はマーキュリーホテルからグリーンドームにかわった。冒頭は新社長の内山充氏の挨拶である。内山さんは「新聞は誰のためか」と提起し「新聞は社会の公器、天下万民のため」と決意を語っていた。格調の高い挨拶だった。

 

 地方の時代と言われて久しい。民主主義の危機が叫ばれているが、民主主義を救う力は地方の充実から生まれる。地方紙の果たす役割は増々大きい。

 

◇今朝は平和の講義、第74回で「人種差別と平和」を語る。毎週水曜日の朝の平和の話。短時間だが濃いものをと心掛けている。差別は人間社会から永遠になくならないように見える。差別を生む要素は限りなく多いが、古代から絶えることがないのは肌の色による差別。特に白人の価値観が酷かったが、白を頂点として黒を最低に位置づけた。黒人を人間とみない場面すらあった。コロンブスの新大陸発見以降、アフリカの黒人を運ぶ奴隷貿易が本格化した。肌の色に基づく偏見は今日の私たちの中にもある。国際化の波の中で目を開かねばならない。

 

◇今月の「ふるさと未来塾」は26日(土)。群雄割拠の戦国時代の如き世界情勢を語るつもり。トランプ、習近平、プーチン、金正恩。その虚虚実実の権謀術数に振り回される日本の運命等。(読者に感謝)

 

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