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2019年1月 8日 (火)

人生意気に感ず「今年最初の驚き。中国の宇宙技術。象徴天皇と国民」

 

◇今年最初の大きな驚きは中国が月の裏側に無人探査機を着陸させたことである。中国の技術が遂にここまで来たこと及び、宇宙時代の新局面到来の衝撃である。

 

 私たちは遂最近まで、中国は農業社会だったというイメージをもっている。私も自転車の洪水のような光景を目にしたのはそれほど昔のことではない。中国の変化が驚く程速いのだ。これは独裁国家の一つの特色に違いない。トップの号令一下、新しい流れが出来てそれが怒涛のように動きだす。民主主義は多くの意見を調整して進める制度だから効率が悪いのである。問題は効率が全てなのかということだ。

 

 かつて効率第一の独裁主義の下で崩壊した国の例は枚挙にいとまがない程だ。その中には戦前の日本も含まれる。日本は歴史的教訓として新憲法によって民主主義の基盤を築いた。

 

 民主主義も万能ではない。それを支える主権者が進歩しなければ民主主義も危うい。中国は、中国の特色を活かした社会主義を進めると宣言し、その行方を世界が注目している。

 

 月の裏側に探査機を着陸させたことは中国の変化の象徴であろう。中国はもはや大きさだけの国ではない。今回の宇宙技術はハイテクの成果である。そのまま軍事力に通じるものだ。米中対立の時代を迎える中で、複雑な気持ちでこれを受け止めているのはトランプであろう。

 

◇平成最後の正月を迎えた。これを象徴する出来事が宮中への国民の参賀である。今年の国民の一般参賀は凄いものだ。天皇の生前退位が目前に迫り、生きた天皇に最後に会うという思いが国民の胸にあるに違いない。

 

 私は憲法の「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴である」を直ぐに思った。天皇は万感の思いで途方もない人の波を受け止めたのだろう。6回で打ち切りの筈の国民との対面を7回実施した。正にサプライズである。私は昭和20年8月の皇居前広場を思い出した。多くの国民が皇居に向かって手をつき頭を下げる光景は異様であった。外国では敗戦を責める国民が押し寄せるのが通例ともいえる。天皇の存在は、古来から国民の心にあった。天皇の象徴性は憲法によって作られたものではないのだ。どこかの国のように、権力によって動員されたのではなく、自由意志によって集まった民衆の姿を見て私はほっとした。(読者に感謝)

 

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