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2019年1月21日 (月)

人生意気に感ず「ゴーンの包囲網は狭まる。日航の信じられない安全管理」

 

◇カルロス・ゴーンの形勢が悪化しているようだ。ある著名な評論家が最近、ゴーンに関して「いずれ蜂の一刺し級の証言が出てみっともない醜態をさらして終わるだろう」と注目すべき発言をしていた。蜂の一刺しとは、田中角栄裁判において、田中有利を支える証言を覆した衝撃の証言を指す。

 

 会社を私物化したと見られる不正が次々に明らかにされゴーンが窮地に立たされている状況は先の評論家の発言が現実化しつつあることを物語るようだ。フランスに於ける同情論及び政府見解も一変しているらしい。ゴーン解任に慎重だった仏政府も解任に向けて動き出した。

 

 日産は日本を代表する世界企業である。ゴーンの不正を許した日産の責任も重い。自動車業界は100年に1度の変革期にあると言われる。ゴーンの事件は変革期を乗り切る企業が直面する困難を物語る。日本の企業の中には同種の問題を抱えて肝を冷やしている所もあるのではないか。物づくり立国日本が試練に直面しているといえる。

 

◇日航の社長が記者会見で「多大な迷惑をかけ信頼を失墜させたことを深くお詫び申し上げる」と謝罪した。航空機の飲酒運転など想像もしていなかったことである。昨年11月、ロンドン発羽田行きの日航の副操縦士が大量飲酒で英国で逮捕されたことを知って、私は愕然とした。あの1985年の御巣鷹の大惨事を思う時、同じ日航のパイロットが飲酒運転とは何たることか。このようなことが日常的に行われていたと思われても仕方がない。ぞっとする。日航社長は、安全に対する組織風土を改めるため社長をトップとする社内検証委員会を設置した。石井国交大臣は、飲酒について再発防止の実施状況を確認するため今後日航を含む国内航空各社に立ち入り検査することを明らかにした。空の安全に関し、世界の信頼を取り戻さねばならない。空の事故は一瞬で多くの命を奪う。世界の観光客が日本に押し寄せる時代である。世界の人々は日本は安全の国と思っている。その期待を裏切ってはならない。慣れ程恐ろしいものはない。航空機の操縦士は空の運転を自転車に乗るくらいの感覚でいるのかもしれない。一般人が抱く空の恐怖を原点として認識するところから出発すべきである。あの事故の時日航社員は正座して棺に顔を入れて誤ったと報じられた。もう飛行機に乗らないというメモもあった。(読者に感謝)

 

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