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2019年1月10日 (木)

人生意気に感ず「世界の潮流はどこへ。その中で日本は。日本の課題は」

 

◇新しい元号の時代には何が待ち構えているのか。新年のスタートにあたり誰もが思うことである。世界の潮流は激しく動き、一時も休むことはない。私は日々、多くの外国人留学生に接するが彼らの動きは世界の変化を窺わせる。日本は彼らと共にある。日本はどこへ向かうのか。

 

 世界の大きな変化を象徴する最大の注目点は米中の存在である。世界の安定を支えてきたアメリカがその役割を変えた。アメリカ国民がトランプ大統領を選んだからだ。世界の安定は音をたてて崩れようとしている。強固な同盟関係にある日本はどこまでアメリカと運命を伴にするのか。

 

 一方で中国の躍進ぶりには目を見張る。農業国があっという間に世界の工場、世界の市場に変化した。一帯一路政策を掲げ、その勢いは世界を席巻するかの如くである。中国のこの勢いを象徴する出来事が月の裏側に探査機を着陸させたことである。米中の対立は今や宇宙にまで発展しつつある。

 

 このような米中の対立の間に立つのが日本である。そして、日本の役割は増々大きい。米中間に立って日本は世界の平和と発展にとってキャスティングボードもといえる影響力を行使し得る立場にある。日本は海洋国家である。近代日本は太平洋と共に発展してきた。太平洋を舞台にしてアメリカと戦い敗れたとはいえ、太平洋に対する影響力は衰えていない。中国は新たに海洋国家を目指しているがその実現には日本の協力が不可欠である。

 

◇アジアからアフリカに至る国々が一番信頼している国は日本だと言われる。私はアフリカのカメルーンにまで至る留学生に接する中で、そのことを肌で感じる。この信頼感を支えるものは日本国憲法である。アジア、アフリカの発展途上国はかつて西欧の国々によって植民地としての屈辱を受けた。日本も西欧と同様の道を歩もうとして失敗した。生れ変わった新生日本が立脚するのが日本国憲法なのだ。日本国憲法は近い将来改正されるだろう。しかし、現憲法の基本的姿は変わらない。

 

 日本はアメリカと組んで太平洋を守り、中国との絆を生かしてアメリカに対する自主独立を堅持すべきなのだ。

 

◇とはいえ、このような壮大な事業を行う主体は国民である。最大の問題は国民のパワーが落ちていることである。敗戦から立ち上がった時のハングリー精神を今こそ学ぶべきなのである。(読者に感謝)

 

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