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2018年12月 3日 (月)

人生意気に感ず「米中会談と日本の役割。ブッシュ94歳の死。日ロの動き」

 

◇日本が一定の役割を果たすことが出来たのかと思う。米中の対立が更に激化することを防ぐことである。安倍首相は「建設的役割」という表現を用いて両首脳に歩みよりを訴えたと言われる。安倍首相は習氏との会談でも、米中の対立は誰の利益にもならないと呼びかけた。このような役割が果たせたのは、米中の会談の前に日米及び日中の首脳会談が行われたからだ。アメリカも中国も、これ以上の対立の激化を望まない実情があるに違いない。

 

 現在の貿易摩擦で中国は実際困っているらしいから、習氏は日本に仲介の役割を期待することが大きいのではないか。

 

◇ブッシュ元大統領が94歳でこの世を去った。2018年の11月30日という日は歴史に刻まれる日になるだろう。この人の功績は何よりも冷戦を終結させたことである89年、ソ連のゴルバチョフ書記長と会談して東西冷戦終結を宣言した。ゴルバチョフ氏は、「歴史的偉業への貢献に敬意を表する。彼は真のパートナーだった」と哀悼の意を表した。オバマ前大統領は「彼が残した功績を誰も超えることは出来ない」と絶賛した。

 

 18歳で海軍に志願、最年少のパイロットとして第二次世界大戦に参加。日本軍に撃墜されたが九死に一生を得た。大統領に当選する前、上院選には2度落ちている。ドラマチックな人生であった。トランプが掲げるより大きな意味で、即ち真の意味に於いてアメリカナンバーワンを成し遂げた大統領だった。偉大なアメリカを象徴する人物であった。

 

◇国際関係がダイナミックに動いていることを痛感する。米中がはなやかであるが、日ロは特に重要である。北方領土を解決して平和条約を結ぶことにロシアは今までになく真剣なようだ。最近のロシアの世論調査では、2島を日本に引き渡すことに賛成の意見が過去最高になったと伝えられる。平和条約を締結して日本の経済協力を得ることを切実に求めていると言われる。日本にとって北方領土の解決は悲願である。戦後73年が経過する。

 

 河野、ラブロフ両外相の下で具体的に交渉が進められていく見通しだ。物事には人の和と時の運ということがある。プーチンと安倍の両首脳の間で、国際的気運が盛り上がっている今、是非とも成し遂げて欲しい。今を逃したら永久に解決不可能となるかも知れない。シベリア強制抑留の多くの犠牲者もそれを願っている。(読者に感謝)

 

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