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2018年12月25日 (火)

人生意気に感ず「ながら運転に懲役刑が。なり手不足・議会の形骸化」

 

◇大変な時代がやってきた。様々な大波の中で一際目を見張るのは自動車である。自動車の普及は社会を一変させ、自動車の進化の先は予測できない程だ。日常生活が振り回されている。警察庁は道交法改正試案を公表した。

 

 改正の中心はながら運転に関する罰則強化である。誰もがスマホや携帯をもつ時代となり、これらは日常生活に不可欠の存在。歩きながらや運転しながらの使用も日常化し罪の意識はほとんどない。ながら運転が多くの事故の原因となっている現実に対応するためには罰則によって罪の意識を生じさせねばならないだろう。改正案には、ながら運転に懲役刑が設けられる。市民にとってこの法律を知ることが身を守るための喫緊の課題となった。

 

 改正案は「保持」と「交通の危険」に分けて強化の罰則を設ける。「保持」は運転中の使用であり、「交通の危険」とは使用によって交通の危険を生じさせた場合を指す。現行法では、ながら運転だけでは罰金刑のみだが、改正の方向は懲役刑が加わる。

 

 あおり運転が大きな社会問題となっており、引き起こされた事件に最近厳罰が科された。自動車事故の大波を法律が必死で防ごうとしている。法律は心で受け止めねばならない。

 

◇地方議会の形骸化が言われて久しい。「地方は民主主義の学校」といわれる。これは地方が民主主義を支える基盤であり、民主主義が育つ土壌であることを意味している。中央集権化の傾向が加速する中で、「地方の時代」という主張がなされた。私が県会議員の時、地方分権法ができた。地方議会はこれらの流れを受け止める役割を担う。議会の形骸化は議会が力を失って形だけになろうとしていることを指す。正に民主主義の危機なのである。

 

 議会を支えるのが議員であり、更に議員の質である。議員の劣化が指摘されている。「なり手不足」が議員の質の低下の大きな要因でとなっている。「狭き門」から入るのでなく、誰でも入れる広き門になり、更に門に入ろうとする人がいなくなるとは実に悲しいことだ。

 

 地方の議会も地方社会を反映する。最大の病根ともいえるものは、日本人の心から公徳心が失われつつあることだと思う。自分中心、そして自分の欲望本意の空気がみなぎっている。幼稚園がうるさい、児童相談所を迷惑施設と見るなどもそういった社会現象の現われだろう。新時代は途方もない危機と共にやってくるだろう。(読者に感謝)

 

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