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2018年11月12日 (月)

人生意気に感ず「95歳のキャッシンジャ―。一帯一路とアメリカの戦略。パーキンソン病」

 

◇あのキャッシンジャ―元米国務長官が95歳になったとは。ニクソン大統領の時、中国に飛んで米中が握手するつゆ払いの役割を果たした。毛沢東に会って、歴史的人物に会ったと感想を語ったのを記憶している。ユダヤ人でもあるキャッシンジャ―は優れた国際戦略の専門家だった。この人が米中が火花を散らす時、北京を訪ね習主席に会ったことに注目する。キャッシンジャ―は、「米中関係の発展には戦略的に思考と長期的な展望が必要だ」と語った。その通りであって、この点は米中とも異存はないだろう。「戦略的思考」と「長期的な展望」は密接不可分の関係にある。長期的展望の中心は今後米中の長い対立関係が不可避だということである。トランプの対中の攻撃的な政策は、中国がアメリカの優位に立つことを許さないという信念に基づいている。中国の下位に立つようでは、トランプが当初強調した「アメリカ第一」も貫徹できないのだ。中国の現在の昇り竜のような勢いは、アメリカの知的財産(ハイテクノロジー)を奪って続けられているという考えが、アメリカの党派を超えた確信となってきたようだ。中国を抑えなければアメリカの経済は続かない。それがトランプの自信につながっているようだ。

 

◇中国は更なる飛躍の柱として「一帯一路」という壮大な世界戦略を打ち出したが、アメリカは中国のこの政策に対抗するため「インド太平洋戦略」を描き、その一環としてインド太平洋諸国に6.8兆円を支援する方針である。これらの国が道路、橋、トンネル、港湾などの社会資本を整備するのに低利率で資金を貸し出すという。当初の「アメリカ第一」は内向きかと思われたが壮大な政策転換の感がある。これはアメリカの世界戦略の中で日本の役割が格段に増すことを意味するに違いない。

 

 私は群馬県日中友好協会会長として、この動きに大きな関心を抱く。日中の関係に大きく影響することは不可避だからである。日本政府はこの極めて重要な、そして絶好のチャンスを活かすことができるのか。正に歴史的試練を迎えている。

 

◇パーキンソン病に脚光が当たり始めた。私は県議会にいた頃、パーキンソン病で苦しむ人々に接し、彼らがips細胞の実用化をいかに望んでいるかを知った。京大病院はips細胞から神経細胞をつくり患者の脳に移植した。世界初である。この続きは明日のブログで。(読者に感謝)

 

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