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2018年11月13日 (火)

人生意気に感ず「パーキンソン病とips、神の領域とは。中国料理教室」

 

◇月曜日の続きである。私は県会議員の時、パーキンソン病友の会と関係をもち、この難病で苦しむ人々の実情を知った。この人たちは2012年に京大の山中教授がips細胞の研究でノーベル賞を得た時、歓喜しその実用化が一刻も早く来ることを願った。京大病院の9日の発表に彼らは生きる望みを見出し、一層歓喜したに違いない。

 

 発表によれば京大病院は50歳のパーキンソン患者の脳にips細胞を移植した。世界初の試みで経過は良好だという。2023年頃の保健適用承認を目指す。近い将来パーキンソン病以外の多くの難病の治療にも広がるだろう。科学の基礎研究が健康、生命という人類の幸せの上で素晴らしい成果を挙げた例である。

 

◇パーキンソン病は運動の指令を伝えるドーパミンという物質を出す神経細胞が減り、その結果手が震えたり歩くのが困難になる病気である。脳に移植されたips細胞から神経細胞を作り、これを脳に移植するとドーパミンが分泌され増えるのだ。

 

◇細胞から生命体をつくることは神の領域に関わることだと言われる。私はカトリックに関わる者だが、カトリックでは生命の誕生は神の力によることになっている。生命の誕生とは何か。カトリックは受精の瞬間をもって生命の誕生とする。だから受精卵に手を加えることは神の領域を侵すことになる。ここでES細胞とips細胞の違いが重大な意味をもつ。それは、ES細胞はヒトの受精卵を使用するのに対し、ips細胞は皮膚や血液などの細胞から作ることができるからである。つまり、受精卵を使わない点「生命誕生」を侵さないわけである。

 

◇11日、恒例の中国料理教室に出た。群馬県中国残留帰国者協会、及び拓友協会が共催で、県国保援護課が後援する行事である。私は協会の顧問として挨拶した。「今年は日中友好平和条約締結40周年です。中国との関係は今日増々重要になりました。多くの方々の満州での御苦労は日中の大切な絆です。餃子を味わいながらそれを噛み締めたいと思います」

 

 水餃子は実にうまい。タレも独特である。拓友協会の幹部は元少年義勇軍で皆90歳を超えようとしている。餃子を味わいながら話しに花が咲いた。この人達はソ連の強制抑留も経験している。過酷な過去を語る表情は明るい。大変な時代が遠ざかりつつある。(読者に感謝)

 

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