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2018年10月29日 (月)

人生意気に感ず「中国はどこへ。米中対立の行方。友情と絆」

 

◇27日はハードなスケジュールが続いて途中、一時口を利くのも嫌は程疲れた。近年珍しいことなのだ。朝2時から原稿、資料などに取り組んで、ミライズ、政治塾の講演、ふるさと未来塾と過密であった。ふるさと未来塾の前は一時間程眠ることができ、力を取り戻した。ふるさと未来塾のテーマは「中国はどこへ」だった。

 

 米中貿易戦争が加速する中、中国は「一帯一路」を掲げ世界の超大国の歩みは止まらない。その姿に覇権主義への懸念は大きい。私は、中国の真意の底にはかつての中華思想があるだろうと語った。漢民族こそ世界の中心とする誇りは、近代に入って西欧列強の侵略によって踏みにじられた。今、世界第二の経済大国になって、その勢いは昇る朝日のようだ。そこに立ちはだかったのがトランプのアメリカである。「アメリカ ナンバーワン」は、中国の世界支配を許さない。貿易戦争はどうやら一時的なものではないらしい。習近平が手のひらを返すように日本に接近しているのは、したたかな戦略に基づいている。日米が連携して中国に対抗する状況に少しでも楔(くさび)を打ち込みたいに違いない。日本には、ここで重要な役割がある。それは何かと私は強調した。

 

◇私は群馬県日中友好協会のことを、この役割との関係で話した。設立は2013年(平成25年)、尖閣問題をめぐる最悪の状況であった。私は会長として、日中の民間の連携の重要性をこの間の嵐の中で実感することができた。

 

 今年は日中平和友好条約締結40周年である。中国大使館の中庭に五葉松を植えた。群馬から持ち込んだ松は天を指して勢いがよい。その姿は私たちの思いを受け止めているようだ。今年、この松の根本に石を据えて字を刻んだ。「友情の絆を」。文は私のもので、字は元総理大臣福田康夫氏である。福田さんは群馬県日中友好協会の最高顧問である。私はこの文字に込めた意味を説明した。それは、日中の歴史は驚く程古いが、今それを進化させる時で、その役割は日中を超えてアジアと世界の安定平和に寄与すること。そのために、真の友情を築くとき、日本はただ手を握り笑顔を交すだけでなく、言うべきことは言って、真の絆を実現しなければならない。このように私は説明した。植樹は協会の業者「山梅」が担当。石は山梅が榛名から運んだ。過日、中国大使館で除幕式を行い、ここには福田元総理、程駐日大使、協会の多くの仲間が参加した。(火曜日に続く)

 

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