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2018年10月 2日 (火)

人生意気に感ず「中国が抱える悩み。中国の少子高齢化。中国の社会主義とは」

 

◇9月27日、ホテルニューオータニの中国主宰のイベントは上昇気流の勢いを感じさせた。しかしその華やかさの陰にある中国の深刻な情況を想像した。アメリカとの経済の対立、少数民族の問題、高齢少子化、一党独裁の維持等数えればきりがない程難問が山積している。

 

 1949年、毛沢東は内戦を征し、天安門上で中華人民共和国の建国を宣言した。今年は建国69年にあたる。また、日中平和友好条約締結40周年でもある。中国は今大きな試練の時を迎えている。日本は、米中の間に立って極めて重要な役割を担っている。

 

 私は群馬県日中友好協会会長として、中国がこの協会を非常に重視していることを感じる。それは福田康夫元総理がこの協会の最高顧問を務めていることと大いに関係することだと思う。元総理に対する中国の信頼は大変なものだ。

 

 中国は強かな国である。アメリカとの対立が激化していることから、日本に接近することの重要性と必要性を計算しているに違いない。

 

 群馬県日中友好協会所属の企業人と話した。中国に大規模な老人施設をつくっている人。この人は、中国の高齢少子化状況の凄さと深刻さを語った。日本の介護保健のような制度はない。社会主義とは名ばかりではないかと思う。

 

 一人っ子政策は止め、二人の子を持つことを許される現状だが、若い夫婦は一人しか子を持とうとしない。このままでは人口のアンバランスは深刻化する。政府は三人の子どもを持つよう働きかけようとしている。

 

 中国は最近、三匹の子ブタを持つブタの家族の記念切手を売り出した。これが何を意図するかは明らかである。しかし、最近の若者は笛吹けど踊らずである。日本の若者と同様ハングリー精神がとぼしい。一人っ子は王子様、王女様として育てられたからだ。家族の絆も薄くなっているらしい。人口学者は「一人っ子世代の夫婦にスピード離婚が多い」と懸念している。社会主義は全ての人間が平等に豊かであることを理想としている。それは国家の政策と共に一人一人の国民の自覚がいかに重要かを示すもの。最近の中国は特色ある中国的社会主義を打ち出した。「一帯一路」を掲げ中国はどこへ向かうのか。孔子、孟子の思想は消え去るのか。中国大使館の庭に、私たちは「友情の絆を」と石に刻んだ。日本の真の友情が今求められていることを痛感する。(読者に感謝)

 

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