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2018年9月28日 (金)

人生意気に感ず「宇宙の寿命が分かった。福島の原発事故は公害」

 

◇宇宙はあと1400億年以上存続するという。すべてのものについて永遠ということはない。身近なものは人生で、はかないという言葉がよく使われる。限りある命は星も同じ、そして宇宙もということだ。太陽は40数億年で、今寿命のおよそ半分といわれる。宇宙はビックバンで始まり、約138億年経た。宇宙は加速的に膨脹を続けており、それはどこまでか。投げ上げたものが頂点に達し落下するように膨脹が止まり収縮に転じるのか。落下は重力により引き戻されることであり、上昇は投げ上げる力の強さによる。

 

 宇宙にもこの二つの力がある。ダークエネルギーと暗黒物質である。ダークエネルギーは投げ上げる力で、暗黒物質は重力をもち引き戻す力、収縮させる力だ。この二つの力のせめぎ合いで膨脹を続けるか収縮に転じるかが決まる。いずれにしろ、どこかの時点で宇宙は崩壊、あるいは消滅する。

 

 しかし、人類が心配する問題ではない。あの恐竜は数億年にわたって存在したが人類はこの先、あっと言う間に滅亡するのではないか。しかし、その束の間に宇宙進出することになりそうだ。宇宙時代の人類の末路はどうなるのか。

 

◇福島第一原発事故は公害か。従来原子力災害は公害とされなかった。私は典型的な公害だと思う。公害の原点は鉱毒で汚染された渡良瀬川である。田中正造はこの公害に生涯をかけた。正造が目指したものは時を超えて続いている。それは鉱山の鉱毒が今も続いていることだけではない。熊本水俣病事件、神通川イタイイタイ病事件、そして最新の福島原発事故問題である。今日、田中正造がいれば福島の原発問題にどう取り組むかと想像する。

 

 公害とは「人為的責任による社会一般に対する害」だと思う。福島第一原発事故が全く不可抗力な自然災害なら公害といえないだろう。国会事故調査委員会は様々な根拠を示して「人災」と結論づけた。人災である以上、明らかな公害である。史上最大の公害に対して田中正造のように国会で絶叫し、身を捨てて住民の先頭に立つ政治家がいない。かつて明治の学生は鉱毒悲歌をうたって現地を視察した。今、大学は社会で何が起きても学生は静かである。若者は情熱を失い公憤ということを忘れている。魂を失ったような若者を叱咤する正造の声が聞こえるようだ。日本の危機である。(読者に感謝)

 

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