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2018年8月22日 (水)

人生意気に感ず「スポーツ界の不祥事はどこまで。外国での買春行為。障害者雇用の水増し」

 

◇スポーツ界の不祥事はどこまで続くのか。ジャカルタのバスケットアジア大会での出来事である。男子代表の4選手が公式ウエアを着て夜の歓楽街で買春行為をしたことが明らかになった。日の丸を汚す破廉恥な行為である。日の丸を汚すとは、スポーツだけでなく日本と日本人の名誉と誇りを踏みにじることを意味する。

 

 私は日頃から、多くのアジアの留学生に接する立場にあるが、彼らは日本を礼節の国と見て尊敬している。日本の現状を知る者としては、「礼節の国」と言われることには、彼らの買い被りを警戒する思いもわく。日本の代表選手がジャカルタで買春したニュースを知ったら留学生たちは二度と「礼節の国」とは言わなくなるのではないか。日本の代表選手4人の意識の底には「旅の恥はかき捨て」及びアジアの後進国を軽視する価値観があったかも知れない。

 

 スポーツ界の不祥事の連続には驚くばかり。例えばカヌーではライバルに禁止薬物を服用させる事件、レスリングのパワーハラスメント、そしてボクシングでは助成金流用と反社会的勢力との交際等である。

 

 これらはスポーツ界が享楽の世界の中で、それに害されている姿である。今回のバスケット選手の買春行為は、志を忘れた日本人が享楽と歓楽の罠にはまった事態である。

 

◇このような不祥事にまみれたスポーツ界で青空に光を放った存在が高校野球だった。それは百年の節目を飾るにふさわしく、甲子園球場には百万を超える観客が訪れ、日本中を感動させた。それは本物がもつ魅力であり、不祥事の中での救いであった。五輪が近づく今、スポーツ界はその原点に立ち返って再生を期すべきである。高校野球はその原点である。逆転劇で天下を沸かした済美高校の校歌に「やれば出来るは魔法の合言葉」という一節があった。

 

◇中央省庁の雇用障害者水増し問題は重大である。このところ、賄賂問題をはじめとした不祥事で、行政に対する信頼が大きく失われつつある時にこの水増し問題である。数字を水増しすることで、障害者の雇用機会が奪われた可能性が生じている。単に数字上の問題ではない。障害者を軽視する姿勢の現われではないか。今、障害者が胸をはって生き生きと生きられる社会を目指すべき時、これに冷水をかけ逆行する動きである。(読者に感謝)

 

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