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2018年7月12日 (木)

人生意気に感ず「未曽有の災害はこれからも。人間界の変化も深刻」

 

◇死者175人、安否不明56人。西日本の今回の大洪水は、50年に一度の特別災害ということが強調された。のどかな山河は一変して狂い立つように見えた。山の斜面、川の流れ、これらは50年から100年の期間の中で、自然の秩序を保ってきたに違いない。町や村の営みもそれと調和して平穏が保たれてきた。

 

 それが自然と人間との対話であり、調和の姿であった。それが一挙に覆る事態が生じた。それが今回の災害である。地球の温暖化の中で海面が上昇し、降水量が年々増える状況下で今回の災害が生じたことを考えると、50年に一度は、恐らく今回限りではあるまい。今後、日本中至る所で同様な事態が生じることを覚悟しなければならない。これは、そそり立つ裏山は母の懐のように安らぎを与える存在であったが、これからは悪魔に変身することを予測しなければならないことを物語る。

 

◇今回の災害はいわば空からもたらされた。今、私たちに忍び寄る更なる恐怖は地底の変化である。東日本大震災は、しばらく続いた日本列島の静穏期が終わりを告げ、活動期に入ったことを意味すると専門家は指摘する。首都直下型、そして南海トラフ型の巨大地震が刻々と近づいている。各地で頻発する内陸地震はその予兆と言われている。

 

◇自然界がこのように大変化を生じつつある時、人間界にも変化が進んでいる。それは少子化高齢化及び、人間の精神の劣化ともいえる現象である。

 

 人口減少社会が止まらない。これからは社会を支えるために多くの外国人を受け入れざるを得ない。長い間、日本は単一民族として生きてきたので外国人との共生に慣れていない。日本の文化はどうなるのか。私は多くの留学生を抱える日本アカデミーにいてこのことを日々痛感している。

 

 最近の犯罪現象をみていると、日本人の心が病んでいることを痛感する。犯罪は社会の変化を象徴する。動機不明、不可解な犯罪が増えている。人間の崩壊現象ではないか。正に日本の危機である。人間は本来自然と共に生きる存在である。文明がアンバランスに進み、人間が自然から離れすぎた。それと共に人間精神の劣化が進む。普通の市民がある日殺人鬼に変身する。社会に心の芯がない。あるのに目を向けようとしないのか。未曾有の国難の時、憲法の意義こそ問われるべきである。(読者に感謝)

 

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