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2018年7月17日 (火)

人生意気に感ず「初の司法取引は。狂気のオウムの実態。フランスの勝利」

 

 

◇初の司法取引成立に驚く。6月に制度が始まってからの初適用である。この制度はアメリカで行われていたが、日本には無縁のものと思っていた。司法とは厳正な世界のもの。私はおよそ「取り引き」ということに馴染まないものと信じていた。取引とは本来、妥協を伴うものだ。検察が手加減することを法が認めるなら司法を支える公正や正義はどうなるのか、これが制度への素朴な疑問であった。

 

◇海外の公務員は一般に給料が低いため、日本企業に賄賂を要求することが多いという。応じなければ事業がスムーズに進まない恐れが生ずる。今回は、内部告発で容疑が明るみに出た。社員の贈賄罪捜査に企業は協力する見返りとして企業の訴追を見送ってもらうという構図である。トカゲの尻尾切りとなり、企業は責任を免れることで、検察の権威と信頼に傷がつく恐れもある。日本版司法取引は、贈収賄、薬物事件、組織的詐欺、談合などの経済犯罪が対象となる。

 

◇狂気の宗教団体オウムの実態が改めて明らかになりつつある。オウムの工場ではサリンの大量生産が可能であった。サリンは無職無臭猛毒の液体で即効的に神経機能を破壊する。場面は、日本の政治の中枢に近い朝の地下鉄の雑踏であった。液体は足元に置かれ傘の先で穴をあけられた。阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄が出現した。今でも、車イスで廃人同様の姿となっている人がいる。

 

 この未曽有の事件を今後の教訓として活かすために、最低限求められることは死刑判決を受けた人たちの記録を国民の前に明らかにすることである。

 

 今日、新たな国際テロに晒される時代となった。大都市は余りに無防備である。オウム事件の後、テロ対策は進んでいるのであろうか。一度、あのような事件が起きた場合、警察だけで手に負えないことは明らかである。自衛隊の有効活用意外に手はないと思える。そして、同時に極めて重要なことは、国民の自覚である。このことを含め、オウムが再び注目されているこの時期に防災教育が待ったなしとなっている。

 

◇フランスがクロアチアを下した。16日深夜、5大会ぶり2回目の優勝。4対2。直ぐにニュース速報が流れた。スタンドと一体となった熱い炎。黒い弾丸のように、そして黒いヒョウのように動いた体力と気力。小国クロアチアもよくやった。(読者に感謝)

 

 

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