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2018年6月12日 (火)

人生意気に感ず「アメリカの混乱と米朝会談。福島原発事故と日本の原発政策」

 

◇最近の政治情況の中で、安倍批判の凄さは激流のようであった。その嵐もようやく弱まりつつあると感じられる。G7に於ける安倍首相の演出ぶりは、安倍政権の支持率を多少アップさせると思う。

 

 世界にはいくつかの大きな渦がある。それは、アメリカ・中国・ロシア・西欧・中東などである。長い歴史の中で、この渦は変化してきたが、今日身近に感じるのはアメリカと中国である。一見、アメリカは退潮に傾き中国は騰勢にあるようだ。アメリカの特色は何といってもトランプの出現に象徴される。遠い理念よりも近くの実利を追う様は、実業家の感覚で政治を動かしているように見える。しかも、アメリカの大統領の立場でそれを押し通している。そこにアメリカの混乱と世界の混乱の源があると思う。

 

 アメリカには民主党、共和党の大きな対立があるが、それでも大きな分裂と混乱が生じないのは民主・自由・人権・法の支配といった建国の精神が「かすがい」の役割を果たすからである。

 

 トランプのアメリカファーストはこのかすがいを壊してしまった感がある。アメリカの分裂は今深刻である。欧と米は共通の価値観に結ばれてきたが。今やここでの絆も怪しくなっている。間もなく歴史的な米朝の会談が始まるが、北朝鮮はアメリカの混乱を巧みに利用するに違いない。それを中国が後押しすることは間違いない。日本の拉致問題も軽くあしらわれる恐れがある。シンガポールの対決は息をのむ瞬間である。

 

◇先日(9日)、「MIRAIZ」(ミライズ)で私は原子力エネルギーを語った。ロイヤルホテルで月1で行われる勉強会。私が代表を務め、今回私がこの題を与えられた。福島の原発事故は終息しない。国会事故調と民間事故調の検証結果はほぼ同じことを指摘し、「人災」と結論付けている。安全神話に胡座をかき、過酷事故が予測できたのにその対策を怠った。「9・11」の同時多発テロの後、アメリカは対策を立て日本にも示し注意を促したが日本は耳を貸さなかった。その他具体的な検証結果を私は示した。国会はこれを生かそうとしているのか。日立は原発をイギリスに輸出しようとしている。経済の論理で安倍政権はこれを進めようとしている。南海トラフが大きく動こうとしている。日本は正に今、内憂外患の時。日本の核武装論も不気味に蠢動の感がある。(読者に感謝)

 

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