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2018年4月26日 (木)

人生意気に感ず「硫黄島の戦いを語る。戦争と平和。平和のための戦い」

 

◇昨日(25日)、朝の「へいわ845」の講義で硫黄島の戦いを話した。早いもので39回となった。日本アカデミーの一部門として「平和学院」がスタートしているが、その一つのコアとなる存在である。20分位であるが映像を使って中味の濃い話を心掛けている。桜井マイさんという若い職員がアシスタントとしてきびきびと動き、別に守屋さんという男性の職員がカメラを回し動画をネットで配信している。なかなか本格的な布陣なのだ。毎週水曜日の朝8時45分からやっている。30人位のアカデミー職員が聴いているが一般の人も拒まない。場所は県庁舎の南、自民党県連の向うのプレハブ校舎である。私としてはこの講義の趣旨からして一般の方々の参加を望んでいる。(問合せ027‐243‐2222)

 

◇前置きが長くなった。硫黄島の戦いは当時のアメリカ国民を震撼させた。それは、サムライ日本の存在感を見せつけた歴史に残る名勝負であった。山手線の内側位の小さな面積で一本の川もなく湧水もない小島。米軍は5日で占領できると計算していたが36日間もかかった。摺鉢山に米兵が星条旗を立てる写真を紹介した。世界で最も有名な戦場写真である。

 

 空前の物量で臨んだ米軍を手こずらせたのは栗林忠通中将の戦術であった。太平洋の島々で日本軍はバンザイを叫んで突撃し「玉砕」した。栗林は死を急ぐことを許さなかった。火山の島に地下道を張り巡らし徹底したゲリラ戦を展開した。東京まで1250キロ、本土への本格空襲を少しでも遅らせるために、栗林は大本営の方針に逆らってゲリラ戦を最大限有効に戦ったのである。名を捨てて実をとるこの戦法を他の島でも徹底させたら、負けるにしてももっともっとアメリカを手こずらせたに違いない。クリント・イーストウッドが監督し、渡辺謙が栗林を演じた映画「硫黄島からの手紙」にも触れた。

 

◇平和の尊さを訴える講義でなぜ地獄の戦争を語るのか。戦争の悲惨さを知らなければ平和の尊さも分からないからだ。国の全体の方針は間違っていても個々の国民は平和を求めて必死で戦った。硫黄島で戦った人々の千分の一、万分の一でも、平和のために戦う決意がなければ平和は守れない。唯、戦争反対を叫ぶ人々は平和を守る厳しさをどこまで認識しているのか。歴史は繰り返す。世界が現実にきな臭くなってきた。戦争と平和を考える時なのだ。(読者に感謝)

 

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