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2018年4月 4日 (水)

人生意気に感ず「経営審議員、学長選考員に。大学受難の時。惣宗寺と啄木」

 

◇4月に入って、教育関係の新たな動きが一斉に始まり、関係者は最も忙しい季節である。県会議員の現職は退いたが、私も相変わらず忙しい。2日、群馬県公立大学法人理事会・経営審議会合同会議の第一回会議が県立女子大で開かれた。

 

 午後2時開会。前の会議と重なっていて時間に間に合うか厳しい状況だった。約5分遅れてしまった。途中で電話を入れておいたが、私の到着を待って会議は始まった。自己紹介の場があって、私は詫びた。

 

◇時代の激しい趨勢の中で大学改革の動きが急である。県立大学の運営は公立大学法人に移行することになった。運営形態は1法人2大学。つまり、平成30年4月、群馬県公立大学法人が成立し、その下で女子大学及び県民健康科学大学が運営されていく。

 

 主な目的は県から独立した法人として経営的視点に基づいて大学を運営していくこと。

 

◇理事会と経営審議会で運営されていく。私は経営審議会員に委嘱された。この日の合同会議ではいくつかの法人規定、中期計画、予算等が議論されて決まり、また学長選考会議の委員が選出された。私もその一員となった。かつて学長選考は大学の自治の重要な課題であったが、今は昔の感がある。

 

◇大学再編の新たな動きが出ている。国立の名古屋大学と岐阜大学が運営法人の統合に向けて動き出した。二つは大学名を残したまま統合し新法人となる。その利点は経営の効率化で、足腰を強くして活性化を図ることである。18歳人口は急減する。ピーク時は200万人を超えたが近い将来90万人を割ると推計されている。大学の定員割れと経営難の時代が迫る。魅力のない大学は生き残れない時代となる。かつて、受験戦争と言われた状況は大きく変わるだろう。「狭き門より入れ」という言葉があるが、学生の質はどうなるのか。大学の淘汰が行われていく。変化に対応したものが生き残っていく。これはダーウィンの進化論が示す一つの真理である。

 

◇昨日午後、栃木県佐野市の惣宗寺に飛んだ。田中正造が活動の拠点とし、没後ここで本葬が行われ、墓の一つがある。啄木の歌を胸に刻むことが一つの目的。「夕川に葦は枯れたり血にまとう民の叫びのなど悲しきや」啄木は直訴の感動を受けて詠んだ。盛岡中学の4年生だった。多くの資料を読んでも実態に触れねば心の発酵はない。少年啄木の熱い血を実感した。(読者に感謝)

 

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