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2018年4月17日 (火)

人生意気に感ず「呉昌碩記念館のこと。驚異の人庄炎林。群馬の奥座敷へ」

 

◇2日目、呉昌碩記念館の開幕式は盛大であった。庄炎林氏の紹介には特別のコメントがあった。97歳であるという。前に歩み出る様は大地を踏み締めて堂々とし、質問に答える言葉も確実で乱れがなかった。華僑連合の会長として世界の華僑を率いてきたその背景を想像して私は胸を高鳴らせた。毎朝寒水の中を泳ぐと聞き、それが誇張でないことをこの人の全体像から感じることができた。

 

 司会の女性が高齢は先天なのかと訊いた。庄炎林氏は「先天もあるが後天も大事です」と答えた。これを聞きながらこの人の人生はどんなだったのかと思った。この百年は中国にとって稀な程激変の歴史の過程であった。私は「炎林」という名から侵略すること火の如く静かなること林の如しというあの風林火山の旗を連想した。

 

◇この日は、開幕式の前に上海市長を訪問した。日中書道展の公式行事の予定にはないが、福田さんが上海に入ることで計画されたもの。大澤知事と私が同席した。中国第一の経済都市の市長応勇氏の発言には注目すべきことがいくつかあった。

 

「11月にある上海博覧会は中国が世界の市場となることを示す場である。日本と力を合わせて成功させたい」と市長。福田さんはこれを受け止めた上で次のように発言した。

 

「国家間の交流の基礎は国民同志の交流であり、文化の交流は特に重要である」このような発言に続いて市長は、今年日本を訪問する予定であること、日本から高齢者問題などを学びたいと語った。これに対して福田さんは、その際東京の奥座敷群馬に是非と誘いかけた。一時間で来られる良い温泉がある、夜来て朝に帰れますと群馬を巧みに宣伝し、市長は日程を調整すると答えていた。上海と群馬との関係を大きく改善させるための重要なニュースになる可能性がある。

 

◇この日の夜は日本側が中国を招待する夕食会となった。私は初めに用意した中国語で庄炎林氏の「先天・後天」の話しに感銘を受けたと触れた。急速に進む高齢社会の良い手本として、日本として又群馬県全体として受け止めねばと話すと、庄炎林氏は立ち上がって私の手を強く握った。私は生きる力を受け止めたのである。この手の力強さと温かさの意味をどう受け止めるかは私の内面にかかっていることであった。(読者に感謝)

 

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