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2018年3月20日 (火)

人生意気に感ず「多胡碑作家展で。内閣の危機。原発と田中正造」

 

◇17日(土)、多胡碑記念諸作家展の祝賀会が高崎のホテルで開かれた。このところ、書道の動きが大きく波打っている。書は中国の伝統文化でもある。過日、日中書道展の高崎会場の大きな催しがあった。これと連動した企画が4月上海会場で開かれる。私は、群馬県日中友好協会会長として、これらの書の動きに関わっている。

 

 変転極まりない漂流する社会を繋ぎ止める一つの絆が伝統の文化、そして心の文化としての書道である。中国では書法という。

 

 過日の多胡碑記念館の諸作品をみて、また祝賀の人々に接し、書には単なる文化、芸術を超えるものがあることを感じる。濃淡の墨痕の線にも修行の軌跡、書く人の心の濃淡が見る人の胸に迫る。この日の会場にも確かな群像が感じられた。

 

 私は挨拶で述べた。「文字を書く必要性が少なくなっています。人間の心が薄く貧しくなっていきます。その中で書の意義は増々重要です」

 

 私に注ぎに来たある人が囁いた。「皆高齢化して、あと何年かするとこの人たちがいなくなります」会場に若い書家はいない。書道界の衰退は社会の崩壊を意味する。どうなるのだろう。毎年行われる教育書道展の存在は示唆的である。

 

 今年は日中国交回復45周年、日中友好平和条約締結40周年の節目。日中の関係も書の運命と深く関わる。4月、私は上海会場に福田元総理、大澤知事と共に出席する。書が日中の国際関係の中にあることを感じる。

 

◇内閣支持率が33%に急落したと報じられている。これは危険水域に近い。原因は森友文書の改ざん問題である。佐川前国税庁長官の国会招致の声が高まり、内閣を揺らす激震となっている。ことは民主主義の危機につながる。法治国日本の根幹を担う重要官庁の中枢が国家的犯罪に関わっているとすれば、国民は何を信じればよいのか。民主主義の危機とはこれである。この問題が解決しなければ、安倍政権が必死になっている憲法改正も国民の冷笑を浴びて流れ去ってしまうだろう。

 

◇17日、ミライズという勉強会で原発問題を議論した。「人災」であると表明した民間及び国会の二つの調査会の結論はどうなったのか。原発は未だ収束しない。福島に今、田中正造がいたらと思う。今月の「ふるさと塾」は田中正造を語る。(読者に感謝)

 

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