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2017年12月27日 (水)

人生意気に感ず「フジモリ恩赦。貴乃花とモンゴル。また長期監禁致死」

 

◇ペルーのフジモリ元大統領の恩赦が決定した。フジモリ氏は日本人の血が流れる者としてペルー国民の期待を担って大統領に当選した。長い間虐げられてきたアンデスの人々は熱狂的にフジモリを支持した。フジモリの選挙戦は選挙を長くやった身として大変に心惹かれるものであった。

 

 ペルー移民の歴史は明治5年の奴隷船マリア・ルス号事件に遡る。私は「ふるさと未来塾」でこのペルーの歴史とフジモリを何度も語ってきた。フジモリは大統領になって公約通り立派な業績を上げた。末期的なインフレを克服し、同様にどうしようもない状態のテロをほぼ撲滅させた。

 

 私は平成8年行政視察でペルーを訪ね大統領官邸、及び日本大使館公邸に入った。この公邸で青木大使はフジモリを激賞した。私たちが帰国した後で、この公邸がテロ集団に占拠された。テレビでその光景を見た私は、まさかと驚愕した。以後127日間、世界中の耳目はこの事件に釘付けとなった。テロ集団は全員射殺され、24人の日本人は救出された。人質の中には大統領の母ムツエさんもいた。犯人に大統領の母と知れたら大変だっただろう。

 

 民主主義が成熟しない国では権力者のやり過ぎ、人権侵害が起こりがちだ。フジモリも在任中の人権侵害で禁錮25年の刑で服役していた。79歳の元大統領が病床で息子と抱き合う姿が報じられた。私はほっとしている。

 

◇貴乃花を巡る問題が大きく変化しているらしい。相撲界は神代まで通じる伝統の世界。古い体質と因習を引きずるのは無理はないが脱皮しなければ生き残れない。この古い伝統の世界にモンゴルという異文化が合流したためにややこしい事態となった。

 

 貴乃花のガチンコ振りは有名である。無言を押し通しているのもガチンコの一環にみえる。貴乃花を巡る世論が大きく変わり出した。渦中の協会幹部は客観的に判断する力を失っていたに違いない。モンゴル勢にも一つの転機が訪れているのではないか。八百長が、かつて大きく報じられたがそれと疑われる状況を避けなければならない。ガチンコが評価される理由である。

 

◇またまた不可解な監禁事件。大阪の女性が長い間両親に監禁されたらしい。身長145センチ、体重19キロ。食事は一日1回。広さ2畳のプレハブ。死因は凍死とか。信じられない。人間はここまで心を失うことが出来るのか。(読者に感謝)

 

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