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2017年12月10日 (日)

シベリア強制抑留『望郷の叫び』第22話

 

「ソヴィート諸民族の偉大なる指導者、

 

 全世界勤労者の師父にして日本人民の最良の友、

 

 スターリン大元帥」

 

となっている。

 

 コピーしたものを細い紐でとじ、その紐の上に証明書が貼られ、その上から丸い公印が押され、更にその上にロシア語で署名がなされている。

 

 また、別に一通の許可証がついていた。それには次のように記されていた。

 

 

 

 古文書(複写)のロシア連邦からの持ち出しに関する許可証

 

 日本人の中村紀雄氏にハバロフスク地方国立古文書館の文書の複写を交付した。それは、国立文書館の学術図書館の刊行物から複写したものであり、日本人の捕虜からスターリン大元帥に宛てた感謝の手紙、1949年の日本新聞の1ページから34ページである。

 

 公布理由、原本はハバロフスク地方国立文書館に保管されている。文書は秘密のものではなく、ロシア人や外国人の研究者のために公開されているものである。複写の持ち出しは、ロシアの利益に損害を与えるものではない。

 

 館長 H・φ・エドフスキーモヴァ

 

                     (原本はロシア語)

 

 実は館長が用意した資料の中にもうひとつ興味あるものがあった。それは、「感謝アルバム」と題した61枚から成る画集である。

 

 

 

※土日祝日は、中村紀雄著「シベリア強制抑留『望郷の叫び』」を連載します。

 

 

 

 

 

 

 

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