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2017年12月25日 (月)

人生意気に感ず「中国の19大とは。中国の特色ある社会主義とは。小康社会とは。憲法をゼロから学ぶ」

 

◇昨日(23日)は今年最後の「ふるさと未来塾」だった。テーマは躍進する中国。「19大」、中国共産党第19回全国代表大会を取り上げた。祝日で寒い夜だったが多くの方が参加した。

 

「ふるさと未来塾」は歴史を語ることが基本なので、これまでに中国は歴史の問題として何度も取り上げてきた。今回のテーマは、今まで話したことの続きという意味と共に大きく変化する世界の将来を探りたいという意味があった。

 

 私は、絶対的強権で中国を統一した秦の始皇帝がいなかったなら、中国は一つにならず現在の西欧諸国のように多くの国々にわかれていただろうという話から始めた。

 

 以来長い歴史の中で中国は自分たちが世界の中心であるという中華思想を信じた。そのプライドが近代に入って踏みにじられた。アヘン戦争に破れて以来ハイエナのように襲いかかり肉をむさぼる列強の前になす術がなかったのである。1949年、毛沢東は天安門で中華人民共和国の建国を宣言した。それは過去の影響を取り戻すことを世界に訴える姿であった。その後、中国の政治は平等でなければならないという批判に対し、鄧小平は「先富」ということで説明した。今は平等を実現する過程だから先に富む者があってもいいのだという理屈である。

 

◇「19大」で、習近平は「中国の特色ある社会主義」を堅持発展させることを強調した。その中味として「小康社会」の完成を掲げた。小康社会とは「ややゆとりのある社会」だという。鄧小平の「先富」を「共富」に持っていくことであろう。そして、具体的な政策の方向として高速成長から質の高い発展へ、全面的な法による国家統治(法治主義)をあげた。

 

◇法治主義は人治主義を克服しなければ実現しない。目に余る賄賂政治は人治を物語るものであった。

 

◇毎回ふるさと未来塾で「憲法をゼロから学ぶ」を実行している。そのために小さなハンドブックを配布した。社会の現実と結びつけて憲法を学ぶのが目的。例えば天皇の退位では、一条の象徴、四条の国事行為、五条の皇室典範などを、ハンセン病の「重監房」では、十三条(幸福の追及)、十四条(法の下の平等)、十八条(奴隷的拘束)などを学んだ。(読者に感謝)

 

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