« 人生意気に感ず「退位と象徴性と憲法。相撲界の脱皮」 | トップページ | 小説「死の川を越えて」 第32話 »

2017年12月 6日 (水)

人生意気に感ず「技術立国の信頼。ICBMの下で窃盗」

 

◇技術の国日本の信頼を覆す事件が連続していることが信じられない。自動車業界の品質検査の不正が相次いだが、素材業界でも品質をめぐる不正が相次いで発覚。遂に経団会長は経団連加盟企業に製品の品質確認を求めることになった。

 

 品質不正の影響は産業界に大きく広がっている。神戸製鋼所の不正は原発問題に及んでいる。神戸製鋼所が不正をした製品が原発に使われているため再稼働を延期することになった。

 

 世界の信頼を集めていたはずの日本企業に何が起きていて、その原因は何なのか知りたい。日本は科学の基礎理論に関しノーベル賞を多く受賞していることも技術立国日本の信頼を高めていた。おごりがあったのではないか。良い状態が長く続くと習慣が出来て、それに流されてしまう。大企業ほど大きな流れが出来て細部が分からなくなる。原点に立ち返って欲しい。堅実で素晴らしい中小企業が日本には多く存在することが救いである。

 

◇今、人類は宇宙時代に突入している。この中で日本が本格的に宇宙産業に参入する方向である。月面に日本人が立つ日が遠くないと思われる。宇宙の問題こそ、最先端の技術が問われる。絶対に一分のミスもごまかしも許されない世界である。そういう意味で宇宙進出は絶対の信頼が支える世界である。

 

 科学はもろ刃の剣に成り得る。一方で戦争の超兵器を生み出し、他方で人類の未来と夢を拓こうとしている。北朝鮮はICBMを開発し金正恩の高笑いが聞こえるようだが、この国には宇宙への夢など国民の間にもないのだろう。哀れな国、気の毒な国民である。

 

◇冬の荒れる日本海で北朝鮮の漁師の遭難が相次いでいる。食糧不足を漁で補おうとしていると言われる。小型漁船で日本の無人島に上陸して、日本の漁業の小屋から家電製品を盗み出していたことが報じられている。ICBMを宇宙目指して打ち上げ、その足下の日本海でみじめな空巣狙いとは何とも情けない。このアンバランスこそ、北朝鮮の実態を雄弁に物語る。今、一触即発の危機に臨んで、米韓230機の空軍機が演習を実施した。空を覆う空前の圧力を北の国民はどう受け止めているのか。平和で豊かな国民はその変化を恐れるがギリギリの最低辺で暮らす人々は戦争を恐れないのかも知れない。(読者に感謝)

 

|

« 人生意気に感ず「退位と象徴性と憲法。相撲界の脱皮」 | トップページ | 小説「死の川を越えて」 第32話 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生意気に感ず「技術立国の信頼。ICBMの下で窃盗」:

« 人生意気に感ず「退位と象徴性と憲法。相撲界の脱皮」 | トップページ | 小説「死の川を越えて」 第32話 »