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2017年9月22日 (金)

人生意気に感ず「メキシコ大地震は対岸の火。安倍首相とトランプ大統領の国連演説」

 

◇連続したメキシコの大地震の惨状は明日の日本の姿のようだ。今月7日、M8.1が起きたばかりなのに、19日M7.1が起き確認された死者は217人。がれきの下には取り残された人々が大勢いるらしい。メキシコ市は非常事態を宣言。軍も出動した。

 

 32年前の同じ9月19日にM8.0が起き、約1万人が死亡した。次は日本かと思った人は多いのではないか。日本は北朝鮮の脅威を抱える上に、東日本大地震の惨状から未だ立ち上がれない状態である。首都直下型、南海トラフの巨大地震は刻々と近づき、その兆候もある。戦争の足音と共に、大自然の不気味な足音がズシリズシリと近づいている。正に内憂外患の時。求められるのは国民の結束である。結束の中心は国会である。間もなく行われる解散は、この結束を高めることが出来るのか、新たな混乱を生むのか。息つまる瞬間が過ぎていく。

 

◇昨日21日、前橋カトリック教会で人生の同志に別れを告げた。教会で弔辞を読むのは初めてのこと。「あなたの人生は洗礼名フランシスコザビエルに恥じないものでした。あなたに頂いた鈴木貫太郎自伝の初版本には、印刷したような一分の乱れもない小さな字の書き込みが随所に見られます。その赤インクは貴方の几帳面な性格と熱い情熱を見事に物語っています」。弔辞の一節である。この人は私の「ふるさと未来塾」の熱心な塾生で、鈴木貫太郎はしばしば塾で取り上げていた。91歳、静かで熱い人生であった。

 

◇安倍首相の21日の演説は北朝鮮に対する日本の姿を全世界に示した。国連総会の場を最大限有効に利用した姿である。多くの国民を拉致され、国土の上を2度にわたってミサイルを通過させた。サムライ日本はどこへ行った。全世界はそう思っているだろう。国連で訴えることは、平和国家日本がとり得る最良の選択肢である。安倍首相の決意表明は全世界への意思表示であると同時に日本国民に対するものである。来る総選挙は首相の決意を国民に問うものである。

 

◇安倍演説の前日(19日)、トランプ大統領は国連総会で北朝鮮を激しく非難した。日米同盟の強さを世界に示したものである。安倍演説と合わせて大きな一本という感がある。トランプが「拉致」を取り上げ最大の人権侵害と発言した。拉致の行方が大変注目される。(読者に感謝)

 

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