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2017年9月20日 (水)

人生意気に感ず「台風18号の警告とは。群馬の安全神話。金丸分校の写真展は。総選挙の意義」

 

◇台風18号の猛威はこれからの日本を暗示しているようだ。1時間に100ミリを超える雨、瞬間風速50m、街を呑み込むような黒い濁流。この世のものとは思えない光景である。

 

 これは決して例外的な台風現象ではないと思う。最近、温暖化による異常気象が常態化しているが、それと共に台風も異常化しているのであり、今後の台風は常に凶暴化することを覚悟しなければならないと思う。

 

 群馬は、今回も事無きを得た。私たちは「群馬は大丈夫」という安全神話に胡座をかいている。最近の異常気象、そして今回の台風は、この安全神話に対する天の警告である。昭和22年のキャサリン台風のような天災が迫っていると覚悟せねばならない。

 

◇強大な台風は必ず海で発生し北上して、沖縄九州を襲う。太古から日本の歴史はこの台風と共に時代を重ねてきた。日本が今備えなければならない自然の脅威は台風だけではない。巨大な火山、地震、津波も迫りつつある。地球に意志があって、様々な巨大災害を集中させているが如き感がある。

 

 72年前、私たちは敗戦の瓦礫の中から立ち上がった。あの戦後社会の原点を忘れようとしているのが今日の状況である。今日の天変地異を天の警告として受け止める謙虚さが今求められているのだ。

 

◇17日、芳賀地区金丸公民館で、昭和22年頃の写真展を見た。金丸分校時代の貴重な写真が展示されている。山本市長も熱心に見入っていた。私は総括的に次のような挨拶をした。

 

「これらの写真が貴重なのは、古いからではありません。戦後社会の原点、そして教育の原点を示しているからです。校舎も机も子供たちの衣服も貧しいけれど、瞳に活気があるではありませんか。心は豊かだったのです。今日の社会は物は豊かになりましたが、逆に心は貧しくなりました。私たちはこの写真から学ぶことが沢山あると思います」

 

 昭和22年、私は隣接する旧宮城の鼻毛石の小学校に入学し、ランプの生活を送ったことも付け加えた。私たちは豊かさと引きかえに貴重なものを失いつつある。

 

◇安倍首相は衆院解散を決断した。社会は俄かに選挙モードとなった。国難を乗り切る強いリーダーシップが求められる時だが、政治不信は頂点に達した感がある。国民の一票の役割は大きい。一票にこの国の未来を託す時である。(読者に感謝)

 

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