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2017年9月 1日 (金)

人生意気に感ず「県立女子大の学長選に参加して。有頂天の金正恩と日本人の覚悟」

 

◇8月30日、県立女子大の学長選挙に評議員として参加。小林良江教授が次期学長候補に選任された。翌31日、早くも新聞に報じられた。学内から学長候補推薦書が出されたのは2名。国文学科教授の杉本優氏と国際コミュニケーション学部教授の小林良江氏である。

 

 10名の評議員が投票した。投票については、両氏がそれぞれ10分間抱負等を述べ、それに関して評議員から質問がなされた。選考規定により投票の過半数をもって当選者とする、過半数が得られない時は決戦投票を行うことになっていた。単記無記名で投票し、第一回で圧倒的多数で小林氏が当選。初の女性学長が誕生することになる。

 

 小林氏が語った抱負の中で「次世代を担う女性リーダーを育成する」と決意を述べた点が注目された。県立女子大は全国で二つ。群馬の県立女子大は県会議員が頑張って創立した。特に、文学部を設けたことに見識が窺われるのである。とかく、実利に重点を置きたがる風潮の中で、人間理解の教養を目的とする文学部の役割は大きい。私は大学に長く関わってきたが堅実な歴史を重ねて今日に至っている。初の女性学長の下で新時代を支える真の「かかあ天下」を育成して欲しい。

 

 退任する濱口学長は品格のある優れた漢学者で堅実な女子学生を指導するにふさわしい人物であった。

 

◇北朝鮮は今後も太平洋に向けた弾道ミサイル発射を続けると表明。日本越えが常態化したら日本はどう対応するのか。直接的対応は難しい。その時、日本人の心理に及ぼす影響力は重大である。頭上をミサイルで脅かされながら何も出来ないとなった時、諦めの心理が支配的になる恐れが生ずると共に過激な議論が台頭するに違いない。

 

 日米安保は機能するのか。アメリカは余りにも離れている。脅威の受け止め方がアメリカと日本では全く違う。アメリカはいざという時、頼りになるかという議論の根底にはこの問題がある。金正恩のミサイル発射を喜ぶ笑顔は有頂天になっていることを物語る。幼稚で凶暴な不良少年が大変な凶器を手に入れたのだ。国際社会が無力と分かった時、何をするのか。日本はかつてない国難に立たされている。今、最も重要なことは日本人一人一人の心である。日本人が試されている。政治不信は頂点であるが、それを生み出しているのは国民でもあるのだ。(読者に感謝)

 

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