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2017年8月10日 (木)

人生意気に感ず「甲子園が始まる。育英と明徳は。北の挑発。モッタイナイとは」

 

◇甲子園が始まった。この暑さをものともしない球児たちの姿は今日の日本の様々なことを物語る。一つは凝縮された教育である。忍耐とか友情とか、限界に挑戦するとか、今日の若者に無縁と思われるものが当然のことのように球場に満ちている。ここに至るまでの厳しい試練を思った。スタンドで揺れる赤いメガホンは灼熱の炎の海を思わせた。

 

 育英―山梨戦と明徳―日大戦を観た。前橋育英は山梨学園を12対5で下した。私は育英の役員でもあるので格別の思いがあるが、今年は結構いけるのではないか。少年たちの中の秘められた可能性が大舞台の中で変化するのだ。

 

 明徳義塾と日大山形は、息詰まる攻防で、延長12回、最後まで諦めない姿に胸を打たれた。6対3で明徳が勝利した。

 

◇球児の純な姿と重なったことは、太平洋戦争で大空に飛び立った若者の姿である。国の政策が間違えば若者たちはバットにかえて銃を持たねばならない。平和の尊さを痛切に感じた。

 

◇北朝鮮が新たな挑戦に出ている。グアムの米軍基地攻撃を検討しているというのだ。これに対してトランプが炎と怒りで報いるとか激しい感情をむき出しにしている。金正恩、トランプ、この異常な人物の感情に日本の運命が左右されるのはたまったものではない。米国の世論は急速に変化している。武力攻撃を支持する意見が増えているのだ。日本は非常に危険なところに立たされている。

 

 甲子園の熱狂は日本が戦争の危険に無関心であることの現われかと、ふと思った。

 

◇昨日、日本アカデミーの朝礼で、ワンガリ・マータイを語った。毎週水曜日の「へいわ845」は第5回となった。アフリカ、ケニアの人でマータイと言えば「もったいない」である。この学園は、環境、平和を大きく打ち出しているので「もったいない」は重要な、キーワードなのだ。「この言葉が死語になろうとしている。大量に消費して大量に捨てることで環境を破壊している。この言葉を復活させなければ」と訴えた。マータイは来日してこの言葉に出会い感銘を受け、「MOTTAINAI」を世界に普及させる運動をした。ノーベル平和賞を得た。著書である「モッタイナイで地球は緑になる」を紹介した。この言葉を使ったことのない若者が多いと知り驚いた。(読者に感謝)

 

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