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2017年8月 4日 (金)

人生意気に感ず「改造内閣スタート。その意味と特色、面白さ」

 

◇安倍改造内閣がスタートした。記者会見に臨む首相の姿には困難に立ち向かって再出発を期す決意が現われていた。初めに加計学園、日報問題等につき反省とお詫びを表明し深々とやや長く頭を下げた。その一秒一秒から、私は首相の心中が伝わるのを感じた。

 

 首相は全閣僚の任命理由を原稿を読まず正確に述べた。そこには熟慮した結果の自信が窺えた。そして、全体としての内閣の特色を「仕事人内閣」と表現した。

 

 私が注目したポストは、先ず文部科学相、防衛相、法務相、外務相等であった。文科相は加計・森友問題、防衛相は日報や北朝鮮問題、安保関連法案、法務相はテロ等準備罪の運用などそれぞれ国会で激しく論争中の問題をかかえているからだ。これらについて誰が任命されるのかと注目した。発表されたのは、文部科学相は林芳正、防衛相は小野寺五典、法務相は上川陽子、外務相は河野太郎の各氏であった。やや意外に感じたのは、原発反対を主張し、時には政権に反論も辞さない河野太郎の存在である。私が受けた印象は、全体として堅実で仕事人内閣という表現が当てはまるということだ。閣僚の発表と同時にマスコミと野党は探偵団と化して隠された個人的な問題点を必死に捜そうとするだろう。大過なくパスすれば安倍内閣の支持率は上向くのではなかろうか。閣僚の顔ぶれと安倍首相の記者会見の姿からそう思った。

 

◇内閣の顔ぶれの一覧を見て改めて政治の人的な流れの繋がりの面白さを感じる。世襲を批判する声はあるが、受け継いだ要素を生かす本人の素質も重要なのだ。安倍、麻生、河野の各氏の祖父はそれぞれ岸信介、吉田茂、河野一郎である。もし鳩山邦夫が生きていて閣僚に名を連ねたとすればその祖父鳩山一郎の名もここに書くことになったと想像した。

 

 河野太郎氏の祖父河野一郎は鳩山首相(当時)とソ連に乗り込み、日ソ国交回復に尽力した。フルミチョフと渡り合った河野の剛腕ぶりは有名である。太郎氏の気骨の中にはそういう血が流れているかも知れない。外相としての強さと品格でサムライ日本を世界に示して欲しい。

 

◇増々強くなる台風、近づく巨大地震に対する国交相の使命は重大である。全ての閣僚が待ったなしの課題を抱いての船出である。(読者に感謝)

 

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