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2017年8月 8日 (火)

人生意気に感ず「原爆の朝の書道展。絶対悪。核禁止条約の採択と日本」

 

◇8月6日朝、広島の原爆を頭に描きながら高崎市文化会館に向かった。教育書道展の受賞式である。2万1千を超える応募作品。多くの人々が受賞した。名を呼ばれて登壇する人々。毎年のことだが小学校低学年の子どもたちの姿に心を打たれた。1年生、2年生の女の子が人形のように見える。この子らが筆を握る姿を想像して、日本の教育にも健全な部分があることにほっとした。

 

 受賞者の代表が最後に登壇して語った。この人は12年前、70歳の時妻の死を契機に書を始めたという。がんでなくなった妻の遺品を整理していて硯を見つけて決意したという。会場から拍手が湧いた。書をやる人には一人一人にドラマがある、日常生活で書を書く必要は増々少なくなっている。前橋市の教育長が書にはロボットには出来ない温かい心があると挨拶した。書という伝統文化は正に心の文化なのだ。

 

◇この日、広島では原爆の慰霊式典が行われた。私は核開発を続け日本に向けてICBMの発射を続ける北朝鮮の暴挙を思った。金正恩と北朝鮮の人々は広島の地獄の惨状の実態をどこまで認識しているのであろうか。

 

 人類の歴史は戦争の歴史である。戦争では勝つためには手段を選ばず何でもしてきた。それを物語るのがナチスの暴虐であり、それを遥かに上回るのが広島と長崎に他ならない。

 

 オバマ前大統領が広島の記念式典に出席し、原爆資料館を訪れたことは極めて象徴的である。戦後72年、私たちは改めて広島、長崎を自分たちのこととして見詰めるべきである。

 

◇6日、広島市の平和記念式典では市長が平和宣言をした。その中で次の部分が胸に刺さった。「広島の空に絶対悪が放たれ地獄となった」、「核兵器の使用は人類として許されない」、「国連で核兵器禁止条約が採択された。各国政府は核兵器のない世界に向けて取り組みを更に前進させなければならない」、「日本政府は条約の締結を目指して核保有国と非核保有国との橋渡しに本気で取り組んで欲しい」

 

◇核保有国は核禁止条約に参加しない。持てる核をいざという時使用出来ないからだ。例えば北朝鮮の核に対してアメリカが核を使えなくなるという理由だろう。日本はアメリカの核の傘に依存しているからという理由で参加しないが、核の地獄を味わった国として、必死で「橋渡し」を尽くすのが被爆国としての使命である。(読者に感謝)

 

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