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2017年8月21日 (月)

人生意気に感ず「漢字三千年展。漢字の深さと凄さ。始皇帝の最大事業。ロシアと北は」

 

◇「漢字三千年―漢字の歴史と美」のオープニングセレモニーに出た。漢字の歴史は日中の関係の歴史であり、日本の文化の歴史でもあることを改めて感じた。漢字を国の公用文字としているのは世界で中国と日本だけということはこのことを物語る。日本は中国から漢字を受け入れ、それから日本独自の文字であるひらがな、カタカナを生み、それを基に日本の文化を発展させてきた。漢字なくして日本の文化は考えられない。漢字なくして日中の関係もない。中国は国宝といわず一級分物という。これが21点も展示されている。

 

◇感銘を受けたのは兵馬傭。かつて私は西安の博物館で圧倒的な軍団を見て度胆を抜かれた。八千にも及ぶ屈強な兵士は死後の始皇帝を守る任務を負っている。二千年の時空を超えて現れた兵士たちは、壮大な歴史とロマンを語っていた。今度は漢字の縁で群馬の地で再会することになった。土の兵士の左胸に「不」の文字が見える。製作者の名前である。天下を統一した始皇帝の最も重要な政策は文字の統一であった。様々な民族が入り乱れる広大な国家に中央の意志が伝わるためには、手段たる文字がバラバラであっては目的を達することは出来ないからだ。始皇帝は並の覇者ではなかったことが分かる。始皇帝の存在がなければ今日の中国もない。

 

◇中国人民対外友好協会会長の李小林女史が中国側主催者を代表して挨拶した。この人が出席することは大変なことなのだと福田康夫さんがコメントした人物である。李小林氏の挨拶の中で注目されたのは次の点である。

 

「漢字は中華文明の核心であり東アジアの共通の文化基盤である」、「漢字は歴史上唯一の三千年をこえる文明的表意文字」、「中国以外で今なお漢字を使っているのは日本だけで、漢字は中国と日本の共通の文化の至宝といえる」、「展覧会を通じ、この豊かな漢字文化をいま一度深く見詰めることで、中日両国の交流の歴史がいや増して彩られていくことを強く希望する」李女史の言葉は漢字が担う役割の重要な一端を示す。パソコン時代の漢字の役割を私たちは今しっかりと考えねばならない。

 

◇北朝鮮にとって石油は生命線。ロシアは北への石油輸出を倍増させているとの報道が。ロケット技術も北はロシアから得ていると言われる。北は恐い国、そしてロシアは北と一体となっている。(読者に感謝)

 

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