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2017年7月27日 (木)

人生意気に感ず「少女マララを。小説“死の川を越えて”をラジオで。紙芝居の熱演」

 

◇昨日はかなりハードな一日だった。早朝、雨の中を走る。毎日の習慣であるが、この年で走れるという実感が踏みしめる足に大地から伝わってくる。

 

 8時45分から、毎週水曜日に行う「へいわ845」の講義。今回はパキスタン出身のイスラムの女性マララを語った。イスラムの過激派は女性が教育を受けることに反対。女性の教育権を訴える少女マララは15歳の時狙撃された。17歳のとき、史上最年少でノーベル平和賞を受けた。私は「女性が教育によって賢くなることが平和にとって不可欠です」と訴えた。

 

◇江蘇省、貴州省から、夏休みを利用した短期留学生が前橋市を訪れている。正午頃、市長らと出迎え、歓迎式典、レセプションを行った。小・中から大学生までの若者たち。この人たちに私は夜8時から特別の「講義」を予定していた。中国の若者なるが故に受けるに違いないと心に期しながら小道具の太鼓まで用意して出かけた。

 

◇5時から1時間、「FMぐんま」で小説『死の川を越えて』の収録を行った。上毛新聞連載の小説が注目されることは嬉しい。8月14日と8月21日の両日、午後1時から放送予定。終戦記念日をはさんで放送することにもいささか意味があると思う。ハンセン病患者への過酷な差別は、時の軍国主義の政策と大きく関わっていたからである。憲法13条(個人の尊重と幸福追求の権利)にも触れた。

 

◇いよいよ午後8時、特別の講義とは自作自演の紙芝居である。「さあ皆さん、前橋の一番熱い日の物語の始まりです」私はこう言ってドドンドンと太鼓を打った。子どもたちの目が輝いている。それを確認して紙芝居おじさんは続ける。「今年の暑さは異常です。しかし、もっともっと暑い日がありました。70年前の前橋大空襲です」ドドンドン。

 

 私は絵をめくりながら、太平洋戦争で追い詰められる日本を語った。8月5日の前橋の空襲、6日の広島・9日の長崎の原爆投下。そしてラジオから流れる天皇の声を聞く国民の姿。最後は「りんごの歌」と共に復興に立ち上がる日本の姿。

 

 この時である。一人の成人男性が手を上げてその歌を聞かせて欲しいと言う。私は頷いて大きな声で歌った。「赤いリンゴに くちびるよせて 黙って見ている青い空・・」歌い終えると大きな拍手。疲れが飛ぶ瞬間だった。(読者に感謝)

 

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